【ライブレポート】kolme、煌めきに満ち溢れた2部制ワンマン「私たちの音楽は常にみなさんの隣にあります」
Pop'n'Roll 編集部
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kolmeが、5月11日(土)にヤマハ銀座スタジオにて令和初となるワンマンライブ<kolme LIVE 2019 -SHOWCASE- . -Beautiful Harmony->を行った。
第1部は<SHOWCASE>と称し、kolme初の試みとなる無料ライブ形式で行われた。会場には3歳児や小学生などの親子や兄弟、カップル、5月生まれと、さまざまな観客が訪れ、“友達に誘われてきました!”という制服女子の元気な声が響いた。
RUUNAの“ぜひ楽しんでいってください!”というMCにも表れているとおり、初めてkolmeのライブに来場した人を楽しませることを意識して、セットリストは定番の曲と攻めの曲を交えた構成に。3人はオーディエンスを煽るように力強いパフォーマンスを披露した。
続く、第2部<Beautiful Harmony>では、今年1月に発売された最新アルバム『Hello kolme』や過去2作のアルバム『This is callme』『Who is callme?』の収録曲、自身初のリミックスアルバムから「To shine -Remix-」、ドラマエンディングテーマにもなった「Can not change nothing」など全15曲を披露。ツアー後ということもあって、“kolme自身も一緒にライブをとにかく楽しみたい”というセットリストとなった。
MCでRUUNAが、“これから少しの期間だけ制作期間に入りますが、今日のライブでいただいたパワーを糧によい曲をリリースできるよう頑張りたい”、“悲しい時、つらい時とか私たちがそばにいなくても、常に私たちの音楽がみなさんの隣にあるので、明日からもみなさん頑張ってください”と話すと、場内からは歓喜の声と大きな拍手が沸き起こった。
ライブ終演後には、5月20日にリリースする新曲「Deep breath」がサプライズ的にオンエアされた。
この楽曲について、作曲したMIMORIは“新しい生活での緊張もほどよく緩んでくる5月。この時期をイメージし、春に感じる風の感覚を残したく、ゆったりと流れるような雰囲気に仕上げました”とコメント。
また、作詞をしたKOUMIは、“夢や目標に向かって頑張り続けたり、そんな姿を周りに見せることも必要かもしれないけど、一旦頑張った自分をしっかり褒めて新しい空気を入れて考え直してみない?”というメッセージを込めたと語った。
なお、kolmeはしばらく制作期間に入るが、夏には対バン全国ツアーやイベント出演が決定している。