でんぱ組.inc、ラジオ冠番組の公開収録開催。もふくちゃん＆100名のファンと放送500回を祝う

生憎の雨の中の開催となった本日だが、会場には抽選によって選ばれた100名のファンが集まった。

古川未鈴と藤咲彩音が登場すると、前説も兼ねて、2015年4月からスタートした同番組についての話や以前の公開収録の話、501回目の放送となる収録を終えてきた話をし、藤咲が“声出していけますか？　雨だけど盛り上がっていけますか？”と煽り、会場を盛り上げた。

古川と藤咲による番組のタイトルコールが行われると、観客が拍手で迎える中、相沢梨紗、成瀬瑛美、夢眠ねむとスペシャルゲストのもふくちゃんが登場。

もふくちゃんの仕事内容や働き方について話が進められていく。アイドルプロデューサー、音楽プロデューサー、“文化人”としてメディアに出演、秋葉原ディアステージの店長と多岐に渡る業務をこなしているというもふくちゃん。作詞作曲の話では、「でんでんぱっしょん」のラップ部分はLINEで作ったという秘話も。

古川の“どうやったらアイドルプロデューサーになれるのか？“との問いに、もふくちゃんは“誰でもなれる。けど、続けることとコミュニケーション力が大切。これやりたいんだよ！　と大きい声で言っているところに人は集まる”と回答。その声によって集まったでんぱ組のメンバーだが、相沢からは“アニソンばっか歌うと最初は騙された！”と暴露も飛び出した。

また、“いいことばかり言う人にはついて言っちゃだめ。”というもふくちゃんの教えに、夢眠ねむは“もふくちゃんは嫌なことを言ってくれる”と、ふたりの信頼関係の深さを垣間見せた。

藤咲の“これからやりたいことは？”の問いには、“学校、寺子屋をやりたい。アイドルプロデューサーやアイドルを目指す人たちのための”と答え、成瀬の“行きたい”という発言に“えいたそ、でんぱ組は講師でしょ”とツッコミを入れる場面も。

“もふくちゃんにとって働くとは？”という質問には、“働くとは、愛の連鎖である”と答え、前半のコーナーをカッコよく締めくくった。

出演者の交代となったが、3人はステージ横の待機スペースに移動して、そのまま収録を見守る形に。退場してもいつでも収録に絡んでいこうとする3人の姿勢に、笑いが起きた。

続いて、後半のコーナーには新メンバーの鹿目凜、根本凪が登場。前半の感想をそれぞれ“とても勉強になった。感動した”と話す。2人がもふくちゃんに質問する形式になる。鹿目は“ぺろねも加入の理由”について聞くと、“いろいろ候補があった中に彼女たちがいて、並んだ時のしっくり感”と答えた。根本の“（もふくちゃんの）人脈がすごい、人との関係性はどうやったら作れるのか”という質問に対しては、“人脈がほしいと思ったことは1回もない。でも、声を出すと人で出会うから広がっていく。お願いをはっきり言うのと、交渉には団子を持っていく”と答えた。

最後に改めてメンバー全員が登場し、会場の熱気を再び高めて、公開収録は大盛り上がりの中終了した。なお、この模様は10月15日（月）に放送時間を拡大し、21時から21時30分までの30分間放送される予定となっている。

その後、アフタートークとしてパソナテックの社員であるクボタさんの仕事内容、働き方について伺うコーナーへ。新卒採用業務を担当しているクボタさんは、副業としてパソナテックの留守番電話の音声など声の仕事をしているとのことで、メンバーの成瀬、鹿目、根本も所属事務所ディアステージの留守番電話の音声に挑戦。それぞれ個性溢れる“留守番電話”を披露し、会場からは大きな歓声が上がった。

最後にメンバーは、明日9/26（水）に新曲『プレシャスサマー！』をリリースすることや＜コスモツアー 2018 〜未知との遭遇〜＞、夢眠ねむがソロアルバムを発売することなどのお知らせをして、同イベントは幕を降ろした。

【番組概要】
『でんぱch.♥～TOKYO DEMPA INTERNATIONAL～』
◇放送日時
毎週月～水 21:15-21:30放送　※10月15日（月）は21:00-21:30
◇放送局
TOKYO FM 80.0MHz
◇パーソナリティ
でんぱ組.inc古川未鈴、藤咲彩音
※公開収録はメンバー全員