寺嶋由芙［ライブレポート］最推しのポムポムプリンと夢の場所での共演に「胸がいっぱいだ！」

取材・文：吉田可奈
撮影：石井亜希

ポムポムプリンを愛してやまないアイドル・ゆっふぃーこと寺嶋由芙。このライブには、ゆっふぃーとポムポムプリンがほほ笑むうちわを持ったヲタクたちが大集結した。

サンリオピューロランドのドリーミーなステージ、フェアリーランドシアターに登場したゆっふぃーは、その世界にぴったりフィットしとにかくキュート。「あたらしいわたし」からライブをスタートすると、フロアのヲタクたちは手拍子。その手拍子のリズムに合わせてくるくると回り、笑顔を振りまくゆっふぃーの姿に会場は一気に幸せモードとなった。

“みなさん、サンリオピューロランドへようこそ！”と話し、“自分のお家みたいに言ってます（笑）”とセルフツッコミをして照れ笑いをした後、愛しのポムポムプリンが登場。あまりの可愛さにゆっふぃーが“可愛い～！”と絶叫した後、「Happy Birthday」のイントロがかかり、ヲタクたちがゆっふぃーが事前に配った黄色いサイリウムでポムポムプリンをお祝いするサプライズ。喜ぶポムポムプリンを見て、“推しが喜んでいる……！”と震えながら歓喜。“普段みんなにサプライズをしてもらっているからこそ、私も推しへのサプライズをしてみたかったの！”と大興奮気味に語った。

その後、ポムポムプリンとゆっふぃーがコラボした「ラブ＊ソング」のダンスレクチャーをし、みんなで振り付けを再確認。曲が始まると驚くほどキレッキレなダンスを披露するポムポムプリンに、ゆっふぃーもヲタクたちもビックリ。“可愛くて胸が苦しい……！”と叫ぶゆっふぃーを見て胸が苦しくなるヲタクという無限のループがフロアに広がった。

ポムポムプリンにずっと可愛く愛される秘訣を聞くと、“よく食べてよく活動して、よく寝ること”と教えてもらい、今後も愛されるアイドルであることを誓うゆっふぃーであった。

ポムポムプリンがステージを去り、「初恋のシルエット」を歌っていると、途中からハンギョドンが登場。曲が終わると、またまた“可愛い～！”と取り乱すゆっふぃー、可愛いが止まらず大興奮しっぱなし。ハンギョドンにも、長く頑張れる秘訣を聞くと、“しっかりと胸を張って頑張る！”との答えが。ゆっふぃーは“勉強になるなぁ”とたくさんのことを吸収して大満足の様子であった。

そして、「サバイバル・レディ」を一緒にダンスをすると、ハンギョドンは華麗なステップを見せ、2人の息はピッタリ。最高の瞬間に、ヲタクたちはもちろん、ゆっふぃーのテンションも最高潮に。

ハンギョドンとお別れをした後、「わたしになる」「仮縫いのドレス」「彼氏ができたの」「愛ならプロペラ」と連続でさまざまな感情を乗せた楽曲を披露し、“とても好きな場所に、好きなヲタクと来れてよかったです！”と話し本編の幕を閉じた。

アンコールの手拍子が大きくなると、ポムポムプリンが登場。ステージの丘の上からゆっふぃーが登場し、「世界で一番かわいい君へ」を披露。優しくて、可愛くて、愛おしい、そんな空気をまといながら、ポムポムプリンと一緒にパフォーマンス。“この曲、今日のために作ったんだと思った！”と話すと、ハンギョドンも再登場。ラストはサンリオピューロランドの定番曲「KAWAII FESTIVAL」を歌唱し、会場は1つに。

推しが推しを愛でる瞬間を見たヲタクたちが、最高に嬉しそうにサイリウムやうちわを振る姿は幸せで溢れた瞬間。ラストは“胸がいっぱいだ！”と最高の笑顔でステージを去った。