田中れいな、織田信長の妹役への強い想い「兄上にどんな風に寄り添うのか、私もとても楽しみ」

田中れいな、織田信長の妹役への強い想い「兄上にどんな風に寄り添うのか、私もとても楽しみ」 舞台<信長の野望・大志 -夢幻- ~本能寺の変>の製作発表会

Pop'n'Roll 編集部

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2019.04.16
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田中れいなが、5月18日より上演される舞台<信長の野望・大志 -夢幻- ~本能寺の変>の製作発表会に登壇した。

歴史シミューレーションゲームのパイオニアにして、現在でも高い人気を誇る『信長の野望』。2017年に発売された最新タイトル『信長の野望・大志』との完全連動型として、昨年5月に東京・CBGKシブゲキ!!にて初めて舞台化。その第3弾となる今回は、5月18日に戸田市文化会館、5月21日~26日にシアター1010にて上演される。

製作発表会には、主人公・織田信長を演じ、座長としてカンパニーを牽引している鶏冠井孝介、明智光秀役で本作では<SIDE明智>もありこれまでのシリーズ以上の活躍が期待される谷佳樹、織田信長の妹・お市を演じ、物語に歌で彩りを添える田中れいな、そしてストーリーテラー的な要素を担う、今井宗久役の彦摩呂、脚本・演出の久保田唱が登壇した。

久保田は作品の魅力について“原作ゲームでも舞台でも、「本当の歴史」ではないところが魅力だと思っています。本能寺の変は舞台上でも起きるのですが、本来の史実通りではないなら、一体どのような展開が待っているのか? <SIDE織田><SIDE明智>とダブルサイドストーリーで、織田信長の気持ちは、明智光秀の気持ちはと、両者の視点に立って楽しめる作品になっています。ダブルサイドストーリーはオープニングとエンディングは同じストーリーで、途中で物語が分岐します。両者それぞれの心情を各SIDEで掘り下げていきます”と語った。

そしてキャストたちもそれぞれ見どころや意気込みを語った。

織田信長役/鶏冠井孝介:
ちょうど1年前にシリーズ1作目の稽古が始まり、冬の陣、春の陣と続き、ついにシリーズ3作目、本能寺の変を迎えます。舞台<信長の野望・大志>でなくてはできない、表現できない物語をみなさんにお届けします。期待してください!

明智光秀役/谷佳樹:
歴史最大のミステリーといっても過言ではない本能寺の変を、シリーズ1作目からどこか意識していた気がします。そこに向けて物語を盛り上げているような。ついにきたな、と武者震いしております。この1年間(シリーズ1作目から)、明智光秀としてキャラクターを作り上げてきましたし、度肝を抜かれるような展開も待っていますので、その辺りも注目してください。

お市役/田中れいな:
シリーズ3作目ともなり、歴史を知る楽しみを覚えました。今回、史実上では兄上(織田信長)は亡くなってしまう本能寺の変。お市はどのように動くのか、兄上にどんな風に寄り添うのか、私もとても楽しみですし、お市の変化にも注目してください。

今井宗久役/彦摩呂:
史実上、最も有名な出来事の1つでもある本能寺の変。誰もが知るような史実ではなく、“もしもあの時”が詰まって展開していくので目が離せません。役柄として、先の世を、物語の全体像を知ってしまっているが故の苦しみがあるキャラクターです。それが人間ドラマに深みを出しているかと思います。某TV番組で余命3年と言われ、ダイエット中です。体型も少しスリム化したので、衣裳のマジックテープの位置も短くなっています(笑)。遺作にならないように頑張ります。

なお、コーエーテクモゲームズから配信されているゲームアプリ『信長の野望201X』には、織田信長、明智光秀、お市、お橋、今井宗久が舞台ビジュアルのまま師範武将として登場するという。ゲームとの連動がより楽しめる舞台となる。

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