井上小百合、前田佳織里、石井杏奈ら出演 朗読劇<リスナーたちの星空>上演決定!
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井上小百合、前田佳織里、石井杏奈らが出演する朗読劇<リスナーたちの星空>が、4月27日(水)〜5月1日(日)に紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演される。
<リスナーたちの星空>出演者
同作の脚本・演出は、軽妙な笑いの中に“人間にとって大事なこと”をさり気なく伝える、軽さと重さがミックスした会話劇に定評のある、土田英生が務める。脚本協力には、自身も学生時代はラジオのヘヴィリスナーとして“ダビッツのメガネ”というペンネームで多くの番組に投稿し、現在はラジオ構成作家として活躍する宮澤一彰が参加。
出演者は、永田崇人と石井杏奈、荒木宏文と仙名彩世、矢崎広と井上小百合、太田将熙と前田佳織里、武内駿輔と佐藤栞里。ミュージカル俳優から声優、タレントまで、この企画だからこそ実現した幅広いジャンルのラジオを愛する男女ペア5組10名のキャストが集結した。
クリエイターコメント
土田英生(脚本・演出):
朗読劇というと“演劇の簡単なもの”というイメージを持たれたり、中には“稽古中の舞台作品”だという認識を持ってらっしゃる人もいます。私は演劇、映像もやらせてもらってきていますが、朗読劇は独立したジャンルだと確信を持っています。
声だからこそ想像が広がる面白い表現です。これまで何本も朗読劇を書かせてもらってきました。そこで考えていたのは声のみで世界を形作るラジオとの類似です。そんな中、今回はニッポン放送さんの企画。まさに朗読劇とラジオという2つの世界をつなげられるのではないかと興奮しています。架空のラジオ番組。その存続とリスナーたちの奮闘、中心となるラブストーリー。それらをあるコーナーに寄せられたメールを読むという形で展開させるつもりです。長年ラジオの世界で活躍してこられた構成作家の宮澤さんの協力を仰ぎながら、珠玉の朗読作品をお見せ(お聴かせ)いたします! 魅力的なキャストも揃いました。楽しみにお待ちください!
宮澤一彰(脚本協力):
22年前、初めてメールが読まれました。自分のメールが届くんだと知って、パーソナリティが笑ってくれて、ノベルティと一緒に届いたタイムテーブルに並ぶ顔ぶれを見て、ラジオってこんな楽しい世界だったのかと知りました。そこからあの手この手を尽くしてラジオの世界に潜り込み、気づけばこんな素敵な舞台に携わらせていただくことになりました。どんな時もパーソナリティは味方でいてくれて、どんなにつらくてもその声やくだらない話を聴いて笑っていると不思議と前に進めるもので。そんなラジオの不思議な力を描いた物語です。下北沢の喫茶店で土田さんのコンセプトを聞いて、朗読劇という形で伝わるラジオも楽しくて新しくて素敵なものになるとワクワクしています。会場も有楽町と下北沢のちょうど間、新宿。ラジオが好きな人も、舞台が好きな人も、そうじゃない人もぜひ観て、そして、聴いて楽しんでほしいです。
キャストコメント
<4月27日(水)14:00/18:00>出演
永田崇人:
今回はラジオがテーマとなる朗読劇ということで、自分にとってはとてもタイムリーで驚いています。というのも、つい最近、ラジオ番組を聴くのにハマり始めたからです。その中でも、ラジオドラマを聴くのが好きで、こんなお仕事をしてみたいなぁ、なんて妄想していました。ボクの妄想ハガキが届いたのかなぁ、なんてロマンティックなことを言えるほどには驚いて、そして嬉しいです。何より土田さんとまたご一緒できることが本当に嬉しいです。デビュー間もなくして、土田さんの脚本・演出で、イベントの企画として朗読劇をやらせていただく機会がありまして、とても大事なことを教わりました。それが何なのかはウマく言葉にはできませんが、6年経ってもとても大事なこととして僕の中に残っていて、今の僕を形成する大切な一部になっています。原点に立ち返る気持ちで、臨みたいと思います。でも、やっぱり楽しみたいなぁ。
石井杏奈:
ドラマや映画、ラジオ、舞台。このお仕事を始めてから約10年、表現者として数々の作品に出演させていただき、また、視聴者として喜怒哀楽をいただいたりと、それらの娯楽は私の人生に必要不可欠な存在になっています。
そして今回、朗読劇としての表現。朗読劇には声の力で想像させ、お届けするというとても不思議な魅力があります。<リスナーたちの星空>は、懐かしさ溢れる温かく優しい愛の物語です。ラジオが奏でるリスナー2人の愛の行方をぜひ会場で一緒に体感していただきたいです。<リスナーたちの星空>を通して、1つの娯楽と朗読劇の魅力をお届けし、みなさまの人生に少しでも彩を与えられるよう努めたいと思います。
<4月28日(木)14:00/18:00>出演
荒木宏文:
朗読劇に出演します。朗読劇というエンタテインメントはまだ形が決まっていない歴史の浅いエンタメなんだと思います。これまで参加させていただいた朗読劇を振り返っても、作品、演出家が変わったらエンタメとしての形も変わっていました。きっと私たちは今、新しいエンタテインメントを作り上げている最中なんだと思います。この先の未来、“朗読劇”という1つのエンタテインメントの形が確立した時代になった時、きっと枠ができてほかのエンタテインメントとの差別化がしっかりできているのだと思います。逆を言えば、今の朗読劇は枠に囚われない自由な表現ができるということ。朗読劇<解夏>でご一緒させていただいた土田さん。今回の朗読劇ではどんな形で見せてくれるのか。
またご一緒できるのがとても楽しみです。
仙名彩世:
今までラジオ番組に投稿したことがないので、今回投稿者になれることが嬉しいです! 小さい頃から車の中では必ずラジオが流れていましたし、大好きな懐かしい歌がリクエスト曲として聴こえて来ると、心が安らぐんですよね。私は、11年前の東日本大震災で被災した時にラジオに助けられた経験があります。物が散乱した家の中で唯一、父の古いラジオが鳴っていたんです。地震の揺れで床に落ちた拍子に、たまたまスイッチが入ったようでした。電気が止まり、携帯電話の充電もなくなって……ラジオが貴重な情報源。外で何が起こっているかわからず不安で、ずっと側に置いていました。その時からラジオが特別なものに感じるようになりました。朗読劇とラジオが融合して、どんなものが生まれるのかとても楽しみです。土田さん、宮澤さん、そして魅力的な登場人物のみなさんと一緒に、素敵な物語をお届けできたらと思います!
<4月29日(金)14:00/18:00>出演
矢崎広:
中学2年生の時。祖父の使わなくなった電池式のラジオを譲り受けて、夜中に面白半分に周波数を合わせ聴き始めたのがラジオとの出会いでした。そこから、落ち込んだ時も、悩んだ時も、自分の心の隙間を埋めてくれるラジオの魅力に取り憑かれ今も聴き続けております。そして、朗読劇も自分の活動の中で特に魅力を感じている主戦場の1つ。今回はそんな自分にとってまさに夢の企画であり、参加できて大変光栄です。恩返しのつもりでラジオへの感謝とともに作品をお届けできればと思います。みなさまのご来場お待ちしております。
井上小百合:
幼い頃、福祉の仕事をしている母が、休日に地元の図書館で絵本の読み聞かせの活動をしていました。それが好きで、よく図書館に通っていた記憶があります。学生時代は読み聞かせとは少し違いますが、勉強の息抜きにラジオドラマを聴くのが好きでした。ラジオから聴こえてくる声や音を頼りに、想像力を膨らませていろいろな場所や時間や、人種を超えて、物語に浸れる感覚が非常に心地よくて、とても好みでした。朗読劇はそんな両者の良いとこ取りのような気がします。そして私の小さい頃からの好きなものたちが、1本の線ですべて繋がったような感覚もあり、今ものすごく感動とワクワクを抱いております。特に大好きなラジオを通じて、こうしてラジオ愛の深い方々とお仕事できるのが本当に嬉しいです。物語も、とあるラジオ番組を主軸に動いていくので、朗読劇というスタイルの芝居を楽しみながらもラジオというコンテンツの面白さ、素敵さが伝わったら嬉しいなと思います。
<4月30日(土)14:00/18:00>出演
太田将熙:
自分も今、レギュラーで毎週ラジオをやらせてもらっています。実際リスナーのみなさまからもらうメールに番組の大枠を作ってもらっていると言っても過言ではありません。ラジオは普段通りの自分のまま発信できて、リスナーと繋がれる大切な場になってます。そんなラジオと朗読劇が組み合わさり1つの作品になるということが楽しみで仕方ありません。
ラジオの中でだからこそ言えること、きっとあります。
これはそんなハガキ職人たちのお話です。ふらっとラジオを聴く感覚でぜひご来場ください。
前田佳織里:
この度、朗読劇<リスナーたちの星空>に出演させていただくことになりました! 前田佳織里です。ラジオが題材となる朗読劇ということでどんな内容になるのか、新しいことに挑戦させていただけることに今からワクワクしています! 私もラジオパーソナリティをやらせていただいているので、自分の経験を活かした素敵なお芝居ができるよう、頑張ります!
<5月1日(日)13:00/17:00>出演
武内駿輔:
この度本朗読劇に参加させていただきます。声優の武内駿輔です。素晴らしい布陣に自分も加われること、とても光栄です。今回は“ラジオ”がテーマということで、ほかの朗読劇では感じられないような“会話感”といったものがくり広げられるような予感がしております。朗読劇というと“動きのない舞台”を想像される方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、朗読劇というものはお客さまそれぞれで、動きや世界を創造し、頭の中で創りながら鑑賞できる魅力があります。そして舞台という道具を使うことによって、音源では味わえない、臨場感やエネルギーを体験することができます。朗読劇を体験したことがない方は、ぜひ1度この機会に足を運んでいただければと思います。
佐藤栞里:
朗読劇はもちろん、お客さまの前で作品を披露することも初めてなので、新たな挑戦の場をいただけたことにとても感謝しています。憧れている人が日常や人生を聴かせてくれるラジオは、想像を膨らませてときめいたり、1人だけど1人ではないぬくもりに触れられたり、変わらずそこにあるだけで毎日がより楽しくなるような、私にとって心の拠り所です。好きだった話を書き起こすことがたまにあるのですが、文字で見ても話しているその人が浮かんでその声が聴こえてくるようで、自然と口角が上がってしまうほど、ラジオから生まれる言葉には力があると思います。いつもラジオから流れてくる言葉にたくさんの感情を導いてもらえたように、今回の朗読劇で誰かの心を少しでも温かく、笑顔にすることができたらと願っています。そして、リスナーみんなで繋いでいく愛溢れる物語に、一緒に青春を感じていただけたら嬉しいです。