岸明日香［インタビュー］アニバーサリー写真集で魅せた自己最高の美艶「グラビアでは必要以上の自信を持つことがすごい大事」 岸明日香アニバーサリー写真集『Culmination』インタビュー

編集協力：井上朋子

女性らしさは死守したかったので、試行錯誤しながらトレーニングしました

――今回の写真集の『Culmination』というタイトルは、ご自身で決められたそうですね。

岸明日香（以下、岸）：
そうですね。自分でもいろんな候補をめちゃめちゃたくさん出して、スタッフさんに出していただいた候補もたくさんあったんですけど、“集大成”っていうのはどこかに入れたいって思っていて。それで英語で調べてみたら“Culmination”って単語が出てきて、“カルミネーション、カルミネーション……”って家で唱えてたら響きもカッコいいなと（笑）。でも“集大成なんて絶対使われてるでしょ、みんな使いたいだろうな”って思ったんですけど、調べてみたら意外と使われてなかったので、これは採用するしかないなと思って使わせていただきました。

――集大成という言葉にこだわった理由を教えてください。

岸：
（芸能生活）10年目の年に30歳になるってことはわかっていたので、10周年アニバーサリー本を出したいっていうことと、10年は絶対続けることは自分の中で決めていて。周りの人にも（この年に）写真集は出したいってずっと言っていたので……何ならファンの人にも言っちゃってました（笑）。だから“絶対有言実行しなきゃ”みたいなのもあって。もう昔からこの年に出したいって思っていたので、いいタイミングで出せて嬉しいです。

――昨年くらいからボディメイクを気にするようになったそうですが、今回の撮影前の身体作りで気を配ったことは？

岸：
それまではボディメイクというよりは食事制限のみで闘ってたんです、9年くらい。ご飯を我慢するのもキツいんですけど、運動するのがあまり得意な方じゃないので、食事制限だけだったんですね。でも今回撮影するにあたって、何かいつもと違うポイントも見せたいってずっと思ってて。それで“お尻鍛えよう！”って。私が歳を重ねるということは、ファンの人も歳を重ねていくわけじゃないですか。で、今ってお尻好きな人けっこう多くて。コアなファンの方にも“明日香ちゃん、お尻いいのに、お尻のグラビアあんまりないよね”って言われてたので、いつかお尻にフォーカスした写真集を出したいって思ってたんです。だから今回はお尻も見せたいなと思って、撮影前はお尻を中心にトレーニングしました。上、真ん中、下ってあるんですけど、特に上を鍛えると足が長く見えて、かつ、ちょっといい女のお尻みたいな感じになるって聞いて、上を中心に鍛えましたね。いい丸みのあるお尻になったんじゃないかなと思います。

――具体的にどういうトレーニングをするんですか。

岸：
もうすごいですよ、負荷のかけ方がハンパなくてうめき声出すくらいの筋トレ（笑）。重石をいっぱい乗せて足でグッと押し上げる運動をやったり、重圧をかけるゴムみたいなのを使って横に動く運動は家でもやりました。初めてジムに通って、パーソナルトレーニングを頑張りました。

――トレーニング期間はどのくらいだったんですか？

岸：
4、5ヵ月くらいですかね。短期集中でガッツリやりました（笑）。

――4、5ヵ月は、けっこう長いと思います。

岸：
あ、本当ですか。私、筋肉つきやすい方なので、ほかの箇所にもいっぱいついちゃって（笑）。最初、腕の筋肉をどうにかして落とさなきゃと思って、腕は一切動かさないとか（笑）。そういう調整がすごく難しくて。女性が身体を鍛えることって流行ってると思うんですけど、難しいのが、男性は鍛えた身体が好きなのか？というところで。やっぱり華奢さとか女性らしさは絶対に死守したかったので、トレーナーさんにはお尻しか鍛えたくないことを伝えて、いろいろ試行錯誤しながらやりました。