岸明日香［インタビュー］アニバーサリー写真集で魅せた自己最高の美艶「グラビアでは必要以上の自信を持つことがすごい大事」岸明日香アニバーサリー写真集『Culmination』インタビュー

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去年免許を取って、初めて助手席に乗せたのはカメラマンさんでした（笑）

――今回の写真集は屋外の写真が多く、開放的な気持ちになりますね。

岸：
大胆爽快というか。今回の写真集は全編明るくて、とにかく開放的。今までの写真集はわりとしっとり脱ぐって感じがあったんですけど、どちらかというと開放的に脱ぐというか、開放的に肌を出すっていうイメージだったのですごく楽しかったですね。ずっと笑いながら撮影してました。

――具体的に岸さんのアイディアや希望は盛り込まれたんでしょうか？

岸：
今までは何となくベースが決められた状態で、そこに私もリクエストしつつ撮るって感じだったんですけど、今回は第一段階から一緒に話し合いました。場所からカメラマンさんからシチュエーションから全部一緒に決めさせてもらえたので、場所も……もちろん今は海外に行けないっていうのもあったんですけど、私の中で沖縄ってグラビアでもお馴染みの場所で、たくさん行かせてもらった場所なのですごく思い入れがあるというか。あえてそういう場所で、プラス、今まで行ったことのないプライベートビーチみたいな場所にも行けたので、安心感がありつつも開放的になれるプライベート空間っぽい場所でも撮れてすごく楽しかったです。

――海やプールが中心、というか。

岸：
ガジュマル（亜熱帯から熱帯地方に分布する常緑高木）とか、そういうシチュエーションは自分から行きたいって言いました。あと私、去年車の免許を取りまして（笑）。何なら写真集のタイミングまでに免許取ろうって思ってたんですよ。沖縄の、道の開けた運転しやすい橋があったので、そこで初めてプライベート運転をさせていただいて。初めて助手席に乗せたのはカメラマンの曽根（将樹）さんでした（笑）。曽根さんはずっと“死にたくない”って言っててかわいそうだったんですけど、すごい楽しく撮影させていただきました。

――カメラマンさんは初めての方ですか？

岸：
初でした！　今までの写真集はお馴染みのカメラマンさんだったり、この人は綺麗に撮ってくれるなっていう方にお願いしてたんですけど、あえて今回は初めての温度感を出したいなって。そういうの私、大好きで。あえて撮ってもらったことのない人に撮ってもらいたいってリクエストして、曽根さんに撮ってもらいました。

――今回の写真集は、露出も多めじゃないですか。初めてのカメラマンさんでも、躊躇なくできたんですか？

岸：
これ恥ずかしいって言った方がいいのかなぁ（笑）。

――いや、素直な気持ちを（笑）。

岸：
もう全然！　全然とか言って（笑）。もう開放感がすごかったので。私どちらかというと、人というよりシチュエーションで恥ずかしくなっちゃったりするんですけど、今回の撮影現場は和やかで、現場自体も開放的だったっていうのもあって、恥じらいもなく……って言わない方がいいのかな（笑）。どちらかというと、開放的で気持ちいいくらいでしたね。

――車の運転以外で印象的だった撮影中の出来事は？

岸：
出来事というか、今回スッピンのシチュエーションが1つあるんですけど、けっこうスッピン風の撮影って多くて、1st写真集（『Asuka』／2014年）でもあったんですね。で、女子的にはスッピンと言いつつもちょっとメイクしたいみたいな気持ちがあるというか、抵抗したくなるんですよ。でも今回はヘアメイクさんに“ヘアメイクしないから、髪の毛とかも一切しないから、寝起きそのままで来て”って言われて（笑）。“え、絶対嫌だ！　どスッピンはさすがに……”とかブツブツ言ってたんですけど、“いいからいいから！　絶対そのままで来てね！”って言われて、本当に寝ぐせ、スッピン、そのまんま、みたいな状態で撮影現場に行きました。で、そのままカメラマンさんが撮ったので、けっこうそれは恥ずかしかったかもしれない。本当に今まで1回もないので。本当にその感じで撮るんですね、みたいな（笑）。

――肌を出すよりもそっちの方が恥ずかしかったですか？

岸：
恥ずかしかったです！（笑）