【ライブレポート】虹コン、新曲披露で夏に向けてスタートダッシュ「虹コンにとっては今日から夏なんです」

【ライブレポート】虹コン、新曲披露で夏に向けてスタートダッシュ「虹コンにとっては今日から夏なんです」 虹のコンキスタドール<嘘か誠か!?時代は”虹コン”!!! 〜Don`t fool.FEEL!〜>ライブレポート

Pop'n'Roll 編集部

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2019.04.09
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虹のコンキスタドールが、2019年4月1日に渋谷WWWにて、ワンマンライブ<嘘か誠か!?時代は”虹コン”!!! 〜Don`t fool.FEEL!〜>を開催した。メンバー12人が勢ぞろいした本イベントは、チケットがソールドアウト。エイプリルフール当日ということで、所属事務所が同じだったベボガ!と妄想キャリブレーションのカバー披露や虹コン楽曲での「無茶振りメドレー」など、サプライズ感に溢れた内容となった。7月10日に発売する「愛をこころにサマーと数えよ」の詳細発表、WOWOW PLUS MUSICでの特番決定、結成5周年ツアーの詳細発表など、さまざまなトピックスも盛り込まれた本公演の模様をお届けする。

虹のコンキスタドール<嘘か誠か!?時代は”虹コン”!!! 〜Don`t fool.FEEL!〜>画像

会場には12人揃った虹のコンキスタドールを観ようと多くのファンが集まり、開演前から熱気に満ちていた。

フロアが暗転すると、SEが流れ始める。しかし、それは虹コンのものではなく、ベボガ!の登場ソング。的場が“みなさん、こんばんは! ベボガ!こと虹のコンキスタドール黄組です! 今日は盛り上がっていきましょう”と「この恋、弾丸ライナー」からライブをスタート。的場、根本、中村、蛭田、隈本、山本の6名が2018年9月23日に活動終了したベボガ!になりきり、開始早々に観客を熱狂させる。続けて、今年2月23日に活動終了を迎えた妄想キャリブレーションのSEが流れ、鶴見、大和、清水、岡田、片岡、山崎が登場。「初めてだよ、こんな気持ちにさせてくれたのは恋」、「悲しみキャリブレーション」と、大人っぽく切ない2曲を届ける。普段観ることのできないスペシャルな企画は、ファンのテンションをグイグイ上昇させていった。

自己紹介を経て、ベボガ!と妄キャリのカバーをしてみた感想をトークすることに。ベボガ!チームの的場は“エイプリルフールイベントということで、みんなを驚かせたいなと思って”と説明。妄キャリチームの鶴見は“「悲しみキャリブレーション」のコールが聴けてよかった”、山崎は“普段カラオケで歌ってるくらいだから嬉しかった”、清水は“振りつけが凝っていて、LOVEとか文字の振りを解読した時の興奮がやばかった”と、大はしゃぎ。

ゲーム風アニメーション映像で、“虹コンのことを愛しているなら、虹コンのどんな曲がいきなり流れても歌、踊りを間違えずにできるよね?”とスタッフから告げられ、そのまま「無茶振りメドレー」へ。イントロが連続したり、歌パート手前で曲が変わったり、予想できない展開をくり返す中、“何だよ、これ〜”、“おかしいよ”と、最初は戸惑っていたメンバーも、曲が始まれば、いつもと変わらないパワフルなパフォーマンスを披露。曲が変わると、その都度的場は“これは間奏ですね”など曲名を紹介して、冷静で頼もしいリーダーの姿を見せてくれた。曲が変化するごとに、ファンもコールをしっかり合わせる。虹コンとファンとの絆の深さを象徴したコーナーとなった。

“疲れたから帰ろ……”とメンバーがステージを後にすると、ステージ上のモニターには歴代の夏曲MVダイジェス映像が流れ、7月10日に発売する新曲「愛をこころにサマーと数えよ」のジャケット写真、MVが初公開された。キュートな水着姿にフロアからは、大きな歓声が起こる。

新衣装に身を包んだメンバーが再登場し、7月10日に発売する「愛をこころにサマーと数えよ」を初パフォーマンス。夏に恋した女の子をテーマにした可愛らしいサマーチューンで、フロアはさらに熱を帯びていった。新衣装について、的場は“6thシングル「限りなく冒険に近いサマー」にて着用していた衣装の『透けセーラー』にメンバーカラーがあしらわれ進化した『アルティメット透けセーラー』です”と命名。鶴見の“戦隊モノっぽい”という発言から全員でヒーローポーズを決め、会場に笑いを誘った。

虹のコンキスタドール<嘘か誠か!?時代は”虹コン”!!! 〜Don`t fool.FEEL!〜>より|2019年4月1日・渋谷WWW

的場が“夏曲をお披露目したということは、虹コンにとっては今日から夏なんですよ”、“この会場を夏にしたいと! 盛り上がっていけますか?”と煽り、アッパーチューン「THE☆有頂天サマー!!」を皮切りに4曲続けてドロップ。和風なロックチューン「電光石火、夏花火。」では、ストロボを光らせながら力強いダンスで魅せ、久しぶりの披露となった「夏の夜は短すぎるけど…」ではミラーボールが輝く中でアーバンな雰囲気を作り出す。夏楽曲と言っても、高揚感のあるサウンドとアグレッシブなステージングだけで押し切るのではなく、さまざまな表情で観客を魅了していく姿を観て、改めて虹コンの表現力の広さを感じることができた。

給水タイムを挟み、“まだまだ夏曲連発していきたいと思います”と、「キミは無邪気な夏の女王〜This Summer Girl Is an Innocent Mistress〜」で後半戦を開始。曲中にメンバー同士が笑顔でアイコンタクトを取っている姿から、彼女たち自身がこのステージを楽しんでいるのが伝わってきた。アップテンポな夏曲を4曲連続で披露し、宣言どおり渋谷WWWを夏に変えた虹のコンキスタドールは、ステージを後にした。

虹のコンキスタドール<嘘か誠か!?時代は”虹コン”!!! 〜Don`t fool.FEEL!〜>より|2019年4月1日・渋谷WWW
虹のコンキスタドール<嘘か誠か!?時代は”虹コン”!!! 〜Don`t fool.FEEL!〜>より|2019年4月1日・渋谷WWW
虹のコンキスタドール<嘘か誠か!?時代は”虹コン”!!! 〜Don`t fool.FEEL!〜>より|2019年4月1日・渋谷WWW
虹のコンキスタドール<嘘か誠か!?時代は”虹コン”!!! 〜Don`t fool.FEEL!〜>より|2019年4月1日・渋谷WWW
虹のコンキスタドール<嘘か誠か!?時代は”虹コン”!!! 〜Don`t fool.FEEL!〜>より|2019年4月1日・渋谷WWW
虹のコンキスタドール<嘘か誠か!?時代は”虹コン”!!! 〜Don`t fool.FEEL!〜>より|2019年4月1日・渋谷WWW
虹のコンキスタドール<嘘か誠か!?時代は”虹コン”!!! 〜Don`t fool.FEEL!〜>より|2019年4月1日・渋谷WWW

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