僕が見たかった青空、全国ツアー＆結成3周年野外ワンマン開催決定！

僕が見たかった青空（通称：僕青）が、12月28日（日）、東京・TACHIKAWA STAGE GARDENにて、2025年を締めくくるワンマンライブ＜BOKUAO青春納め2025＞を開催。公演内で、2026年3月より全国6都市で行なう2度目の全国ツアーと、結成3周年記念日である6月20日（土）に初の野外ワンマンライブを開催することを発表した。

昨年は急遽無観客での開催となった年末ライブだが、今年は念願の有観客ライブが実現。2025年にリリースした楽曲を中心に全22曲を披露し、無数の青いペンライトが会場を彩るなか、大きな熱気に包まれた。

オープニングは、僕青としては初となるロビー中継からスタート。会場に寄せられた祝い花とともに、これまでリリースしてきた楽曲の振り付けを踊りながら、ファンへの感謝を胸に彼女たちらしく元気いっぱいにステージへと向かう。ファンとのコール＆レスポンスが印象的な「青空ディスコティック」で幕を開け、特大クラッカーを放つ演出で会場のボルテージを一気に引き上げた。続いて、5thシングル「恋は倍速」収録曲を立て続けに披露し、序盤からエンジン全開のステージを届けた。

MCを挟み、初動10万枚を初突破し、杉浦英恋が初めてメインメンバーを務めた6thシングル「視線のラブレター」に収録されている全5曲を惜しみなく披露。「あの頃のトライベッカ」では、ステッキを使った演出で、どこか懐かしさを感じさせる21人ならではの世界観を表現した。

続くMCでは、2度目となる全国ツアー＜僕が見たかった青空 全国ツアー2026春＞を、3月29日（日）の東京公演を皮切りに全国6都市7会場で開催することを発表。会場は大歓声に包まれ、副リーダーの柳堀花怜は「私たちの目標としていた全国ツアーを再び行えることは最高の機会だと思います。さらに気合を入れて、みなさんのもとへ行けるよう頑張ります」と意気込みを語った。

中盤には、「暗闇の哲学者」、彼女たち自身が振り付けを考えたダンスインター、さらに夏のワンマンライブでも大きな歓声が上がった坂道AKBのカバー曲「誰のことを一番 愛してる？」をパフォーマンスし、クールな一面を存分に魅せつけた。

後半戦では、自己最高初動枚数を記録した7thシングル「あれはフェアリー」収録曲を中心に展開。SNSでダンス動画総再生回数約4,500万回を超える八木仁愛が、ソロ楽曲「This is Heaven！」を初披露し、スタンドマイクで確かな歌唱力とダンス力を届けた。表題曲「あれはフェアリー」では、メインメンバーを務める金澤亜美を中心に、可愛らしさあふれるダンスで楽曲の世界観を表現した。

終盤には、リーダーの塩釜菜那が「ここで、もう一つ大切なお知らせをさせてください」と切り出し、2026年6月20日（土）に、結成3周年記念となる初の野外ワンマンライブ＜結成3周年記念　僕が観たかった『青空野外』ライブ2026＞を、山梨県・河口湖ステラシアターで開催することを発表。「青空の下で皆さんと一緒に結成3周年をお祝いできたら嬉しいです」と想いを語った。

本編ラストは、ライブの鉄板ナンバー「好きになりなさい」。だるまに願掛けする年末ならではの演出も加わり、会場がひとつとなったまま本編は幕を閉じた。

アンコールでは、年内をもってグループを卒業する持永真奈が登場。ファンやメンバーへの感謝を涙ながらに語り、「あの日 僕たちは泣いていた」では持永のダンスシーンをアレンジした一夜限りのスペシャル演出を披露。続くデビュー曲「青空について考える」では、これまでの軌跡を感じさせる印象的なパフォーマンスを届けた。

2025年のライブを締めくくるラストナンバーには「炭酸のせいじゃない」をセレクト。アカペラから始まる演出と、現体制最後となるハーモニーに、会場は酔いしれた。

全22曲を通して、カッコよさも可愛さも喜怒哀楽も余すことなく詰め込んだ本公演は、彼女たちのパフォーマンス力の高さを改めて印象づける、2025年を締めくくるにふさわしいワンマンライブとなった。

なお、12月17日にリリースされた7thシングル「あれはフェアリー」は、Billboard JAPAN週間シングルセールスチャート「Top Singles Sales」で自己最高となる初週売上120,035枚を記録。さらに「TikTok LIVE All Stars 2025」で「アイドル部門 Idol of the Year」を受賞するなど、勢いを加速させている。2026年1月には、大阪・東京・愛知で＜僕青新年会2026＞の開催も控えている。