ぱいぱいでか美、『でか美ちゃん』に改名「“ちゃん一門”として頑張ります!」

ぱいぱいでか美、『でか美ちゃん』に改名「“ちゃん一門”として頑張ります!」

Pop'n'Roll 編集部

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2021.12.25
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ぱいぱいでか美が、12月24日(金)に自身のYoutubeチャンネル『ぱいぱいでか美Youtubeチャンネル』で記者会見を生配信し、『でか美ちゃん』に改名することを発表した。

でか美ちゃん<記者会見>(2021年12月24日)

ぱいぱいでか美は、歌手として2014年5月に大森靖子プロデュースの「PAINPU」でインディーズデビュー。同年“アイドル史上最も下品な芸名”で日本テレビ『有吉反省会』に出演。その後は、NHK『紅白歌合戦』にゲスの極み乙女。のバックコーラスとしての出演や、日本テレビ『24時間テレビ』に出演するなど、多数のテレビ番組で活躍。音楽活動、タレント活動のみならず、著書やコラム執筆など多方面で才能を発揮している。

記者の集まる会見場にぱいぱいでか美が登場し、司会のさわやか五郎ともにトークを行なっていく。そして会見の本題に入ると、“私、ぱいぱいでか美は、『でか美ちゃん』に改名します!”と、達筆な“でか美ちゃん”と書かれた掛け軸を開く。

改名の理由を聞かれると、でか美は“より親しみやすく、幅広い方に支持をいただきたいので改名しました”と回答。“私自身すごく気に入ってる名前なんです。ただ、名前のせいで出られない会場があったりイベントがあったりしたのはショックでした。そして、呼び方に気を使わせてしまうこともあったんです。とくに年下のアイドルの方との仕事が増えて、『ぱいぱい』と呼ばせてしまうことで、ふざけてとはわかっていてもアイドルさんのファンの方がそこで盛り上がったり盛り下がったりしているのを見て複雑な感情がありました。それに、ホントに言うのが嫌だった子がいたかもしれないなって思うんです。それと、世間でフェミニズム的な論争が起こるたびに考えることもありました。自分としてはみんなが生きやすくなるために、フェミニズムは大切な考え方だと思っているんです。ですが、名前だけで反フェミ的な人たちから一方的に「俺たちの仲間」みたいな扱いをされることがあり、逆にハラスメントに加担しているような気持ちになることもありました”と改名のきっかけについて語った。

改名後、今度どんなことにチャレンジしていきたいかを聞かれると、“ずばり、ゲスの極み乙女。のバックコーラスとしてチラッとしか出られなかった、紅白歌合戦を目指したいですね。NHKにばっちり対応できる名前になりましたので、やるからにはそれくらい目指したいです。あと、ゴールデンのバラエティ番組に堂々と出たいです。あと、今まではWeb-CMにしか出たことがないので、地上波の広告もがっつりやってみたいです!”と前向きな声を上げた。

掛け軸の“でか美ちゃん”の文字は、でか美が大ファンであるハロー!プロジェクトのアンジュルムのリーダー竹内朱莉が書いたものであることが明かされる。でか美は“竹内さんは書道が得意なので、ダメ元でお願いしたら、ホントに書いていただけてとても嬉しいです。ハロプロさんのことは昔から大好きなんですが、やはり私の呼び名で気を遣わせてしまっているのかな?という気持ちもあったんです。なので、今後はお仕事でご一緒する際も1つ肩の荷がおりたような気持ちで接することができると思います”と、感謝を口にした。

さらに、衣装も若干変わりましたか?の問いに、“帽子の名前のテーピングが「P P DK M」から「DEKAMICHAN」に変わりました。あと、実は胸の小窓もコンプラ対策で開閉できるようになってます”と答えた。

正式に、いつからでか美ちゃん名義になるのかという問いには、“発表した、今、この瞬間からです! SNSやホームページなどは順次変えていきます。ぱいぱいでか美で収録させてもらった番組などあるので、しばらくグラデーションのような感じかと思いますが、今から『でか美ちゃん』です!”と力強く声を上げた。

『でか美ちゃん』となって、どんな活動をしていきたいかの問いには、“大きく活動の方向性は変わらないと思います。でも、今まで以上に活動の幅を広げていきたいですし、でか美ちゃんって器用で意外となんでもできるんだなってことがもっとたくさんの人に伝わるようになったらいいなとは思います。文章を書くのが好きなので、コラムなどを書いてみたいです”と、さらなる才能の開花を口にした。

サプライズで、川谷絵音(ゲスの極み乙女。)、ヒコロヒー、竹内朱莉(アンジュルム)、小関舞(元カントリー・ガールズ)からの祝電が読まれると、でか美は喜びの笑顔を見せる。

ここで記者との質疑応答が行われ、“フワちゃん、クロちゃん、玉ちゃんなど、「ちゃん」の名前がついた芸能人の方々がいらっしゃいますが、その方たちを意識しますか?”と聞かれると、“今、言われて、私は「ちゃん一門」に入ったんだなって実感が湧いてます。「ちゃん一門」の諸先輩方々のように、自分も愛される人になれればいいなと思います。ちょっと気がかりだったのが、デッカチャンさんはめちゃ発音が近いので、ぜひ菓子折り持ってご挨拶にお伺いしたいなと思ってます。「ちゃん一門」として頑張ります!”と“ちゃん一門”の新顔としての抱負を語った。

毎年8月8日“ぱいぱいの日”に開催している主催フェス<でか美祭>の今後を聞かれると、“「8月8日はぱいぱいの日」という語呂合わせのみでフェスを開催してたんです。来年の8月8日は平日なので、そこは考えつつフェスを開催したいなと思っております。ただ、ぱいぱいではなくなりますが、8月8日はでか美の日とか言い方を変えて、ファンの人たちと大事にしていける1日になればいいなと思います”と、来年以降の開催について口にした。

そして、“今日(12月24 日)は、BiSHの解散発表、那須川天心と武尊の対戦決定、そしてぱいぱいでか美の改名会見というクリスマスイブ3大会見となりましたが、今日の会見を自分で採点すると何点になりますか?”の質問に、“私はこういう会見が初めてなんですけど、やはりでか美ちゃんとしての門出になりますので、伸び代を残しつつの99点にさせてください。残りの1点は何かを真剣に考えながら活動していけたらと思います”と初の記者会見の感想を語った。

会見の最後に、これからの意気込みを聞かれたでか美ちゃんは“心機一転、改名したからには、でか美ちゃんとしてできる仕事をたくさん増やして、すべて1つひとつ大事に全力でやっていきたいなと思っております。なので、関係者のみなさま、名前で諦めていたみなさま、(所属事務所の)YU-M エンターテインメントの方にぜひお問い合わせをお願いします! そしてファンのみなさん、ぱいぱいでか美を応援してくださってありがとうございました。今後も、でか美ちゃんとして応援していただけたらとても嬉しいです。私は、みんなのことがとっても大好きで大切なので、また一緒にこの名前を育てていけたらなと思います。よろしくお願いします!”と、改めて改名への想いを語って会見を締めくくった。

改名を機にさらなる飛躍を誓う、でか美ちゃんの活躍に期待してほしい。