<ひなフェス>辻希美&加護亜依、感涙の「I WISH」…モーニング娘。'19メンバーと共に
Pop'n'Roll 編集部
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3月30日(土)、31日(日)の2日間、幕張メッセ 国際展示場 1ホールで行われる<Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project ひなフェス 2019>の初日公演が本日30日に開催された。
このイベントは、国際展示場 2・3ホールで同日開催されている<遊ぶ。暮らす。育てる。SATOYAMA & SATOUMIへ行こう 2019>と並行して開催。2日間4公演のうち、初日の昼公演は【Hello! Project 20th Anniversary!! プレミアム】と題した20周年企画回としてゲストに辻希美・加護亜依・新垣里沙・道重さゆみ・鞘師里保らが登場した。また公演の模様はひかりTVおよび、ひかりTVチャンネル+でも生配信された。
約5000人を動員した公演は、オープニングアクトを経てライブ冒頭から13年ぶりの辻希美・加護亜依のW(ダブルユー)による「ロボキッス」でスタート。息のあった「ダブルユーです!」という紹介コールに会場が一気に湧き上がる。直後にMCとして登場した和田彩花(アンジュルム/ハロー!プロジェクト リーダー)も、興奮有り余った様子でダブルユーのステージを讃えた。
ハロー!プロジェクト全アイドルグループが出演する本公演では、ハロプロ研修生ら若手から順番にステージが進んでいく。コミカルな小芝居を交えながら「眼鏡の男の子」でグループ色を見せてきたBEYOOOOONDS、切ない春曲「ふわり、恋時計」からバラエティに富んだ3曲で魅せたつばきファクトリー。カントリー・ガールズは4人体制になってから初のステージになったが、「ひなフェスコールをしないといけませんよね?!」というフリで会場をコールで一つにし、「浮気なハニーパイ」までキュートなポップナンバーでまとめあげた。その直後にパワフルな歌唱が持ち前のこぶしファクトリーが新曲「Oh No 懊悩」で攻めこんでいく。
コンサート中盤の「桜ナイトフィーバー」では、現役ハロプロメンバー全員がステージに登場。ひなフェスならではの特別感で会場に華やいだ空気を生み出した。
後半戦の頭では辻・加護の2人が再登場し会場が驚きと喝采に包まれた。今度はアンジュルムの上國料萌衣・船木結も加わり、4人でミニモニ。曲「ミニモニ。ひなまつり!」「ラッキーチャチャチャ!」を披露。共演した2名のうち、特に船木結は身長147cmとミニモニ。にふさわしい高さ。辻も「ミニモニ。を受け継いでいってくれたら嬉しい」と思いを伝えた。
そして、辻・加護のこの日最後の共演曲となったのは2人にとっても当時のファンにとっても思い入れ深い「I WISH」。モーニング娘。'19メンバーもステージに加わり、約5000人の声援とペンライトの光に包まれながら人生賛歌ともいえる楽曲を歌い上げ、クライマックスでは加護が歌いながら感極まった涙をみせた。それをフォローする辻も笑顔ながら涙ぐみ、会場が完全にひとつになった瞬間だった。
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