Chick-flick[ライブレポート]ジャジーな楽曲と高いスキルでオーディエンスを魅了したデビューライブ「こんな楽しい空間ないでしょ〜!」
Pop'n'Roll 編集部
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Payrin’sの桜木もち子プロデュースのアイドルグループ『Chick-flick(チックフリック)』が、12月10日(金)に渋谷スターラウンジにてデビューライブ<Chick-flick 1st LIVE 「episode Ⅰ」>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けしよう。
<Chick-flick 1st LIVE 「episode Ⅰ」>渋谷スターラウンジ(2021年12月10日)
Chick-flickは、“君が捨てた、絵本の中 ーー。”をキャッチコピーに結成されたジャジーな楽曲と童話のような世界観が魅力のグループ。
11月の結成発表から1ヵ月、5人がついにそのベールを脱いだ。当日はチケットがソールドアウト、フロアを埋めたファンは声援の代わりに手拍子やサイリウムでデビューの門出を祝福した。
秒針の音が響く幻想的なSEに乗せてメンバーが登場すると、11月14日に配信リリースした「マブタ、ロマンティクス。」からライブをスタート。思わずスウィングしたくなってくるビッグバンド調のメロウな楽曲とドーリーな衣装に、フロアの観客は1曲目から釘付け状態に。
続くアップテンポな「ノーブル・ローズ」のパフォーマンスは、まるで豪華なショーを見ているような気分にさせた。
2曲を終えてメンバーの自己紹介へ。“今日はみんなと楽しい想い出を作れるように頑張ります!(陽向りな)”“今日がChick-flickの物語最初の1ページ目になります。最後まで最高の時間を過ごしていきましょう!(白栖ゆうか)”“めちゃくちゃ楽しみたいと思いますので、後悔のない1日を作りましょう(環木あんず)”“今日はみなさんを物語にお連れするので1秒たりとも見逃さないでください(愛好こばと)”“初めてのステージでめちゃめちゃ緊張していますが、みんなに会えて嬉しい!(紫上あやせ)”とそれぞれ喜びを伝え、“こんな楽しい空間ないでしょ〜!”とライブは後半戦に突入。
照明が変わると、ムーディさとハードロックの強さが融合した「アンチイノセンス」、熱唱シーンが中毒性を与える「Strawberry Thorn Heart」、歌詞の《シャバダバダバダ》が強く印象に残る「Entremet amour」と3曲続けてパフォーマンス。この日がデビューとは思えないスキルの高さとアイドルではあまり見られないジャジーな5曲を披露した。
最後にメンバーが感謝のメッセージを伝えた。
陽向りな:
初めてステージに立って緊張していたんですけど、リハの時より楽しんでできました!
白栖ゆうか:
私は1度ステージを離れてから、最高のメンバーとまたこうしてステージに立てています。私のアイドル人生最後まで一緒にいてください!
環木あんず:
(泣きながらあらかじめ書いてきた手紙を読み上げる)私は歌って踊ることが本当に大好きです。いつも感謝を忘れずに努力し続けるアイドルになって、いいパフォーマンスでお返ししていきます。もちこさん、私を選んでくれてありがとうございます!
愛好こばと:
みなさんにこれからいっぱい会える機会が増えるので、みなさんの生きがいになれるようなアイドルになれたらと思います。
紫上あやせ:
“これからもみなさんといろんな景色を見たり、頑張れる理由になれるアイドルになりたいと思っています。
多くのメンバーが話しながら泣いてしまうという感動的なフィナーレとなり、Chick-flickのデビューライブは大成功で幕を閉じた。