スパガ、新体制初ワンマンで見せつけたグループの新しい可能性

スパガ、新体制初ワンマンで見せつけたグループの新しい可能性 <超絶FM presents SUPER☆GiRLS LIVE 2019>レポート

Pop'n'Roll 編集部

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2019.03.25
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SUPER☆GiRLSが、3月24日にMt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて新体制初のワンマンライブ<超絶FM presents SUPER☆GiRLS LIVE 2019>を開催した。

<超絶FM presents SUPER☆GiRLS LIVE 2019>|Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2019年3月24日)

ラジオ番組の公開生放送の世界観で展開された今回のライブ。

FMラジオ風の爽やかなジングルの後に、“DJ超絶”と名乗る正体不明の“エエ声”による呼び込みによりメンバーが登場。「花道!!ア~ンビシャス」を皮切りにSUPER☆GiRLS第4章初のワンマンライブがスタートした。

昨年末の初お披露目からどれくらい成長を遂げているのか、4期生のパフォーマンスに注目が集まっていたが、AKB48やGEMとしてのキャリアを経て最年長ながら誰よりも熱く会場を盛り上げる金澤有希、ロシア仕込みのバレリーナという麗しい経歴を持ちながら貪欲に汗をかく石丸千賀、コミック誌グラビアで注目を集める容姿端麗さを備えながら不思議キャラ炸裂の坂林佳奈、モデル級の小顔でスタイル抜群ながら印象的なハイトーンボイスが愛らしい井上真由子、ふわふわした雰囲気で癒しオーラを纏いながら安定感のあるパフォーマンスで魅せる門林有羽、“THEアイドル”な可愛らしいルックスながら高い歌唱力で心を惹く樋口なづな、4期生の中で最年少ながら堂々と元気溢れる姿でフレッシュさを感じさせる松本愛花と、7人の新メンバーは虹の如く、1人ひとりが個性輝くパフォーマンスで観客を魅了した。

計15曲を披露すると、本編は終了。アンコールに入るかと思いきや、またもDJ超絶によるアナウンスが入り、6月12日のSUPER☆GiRLS結成記念日に22枚目のニューシングルをリリースすることを発表。このアナウンスに大歓声が上がり、会場は熱気に包まれた。

その勢いのまま、見慣れない衣装を身に纏ったスパガが登場。待望の新曲「ナツカレ★バケーション」を初披露。イントロから観客によるコールが発生し、まるでこれまで何度も披露してきたスパガの代表曲かのような盛り上がりを見せた。

夏の恋を歌った王道サマーチューンで、心地よい爽やかなメロディが心躍らせる「ナツカレ★バケーション」は、作曲がスパガの人気楽曲「ラブサマ!!!」ほか、多数のアーティストやアイドルの名曲を手がけるヒットメーカーの多田慎也、作詞が「花道!!ア~ンビシャス」などスパガの数々の人気曲を生み出してきたLitzという最強の布陣。

「ナツカレ★バケーション」のパフォーマンス終了後、リーダーの渡邉幸愛からセンターが阿部夢梨であることが発表された。

阿部夢梨は“今回初のセンターを務めさせていただきます。アイドルを始めた頃からずっと夢見ていたポジション。すごく嬉しいです! まだまだ未熟な私ですが、みなさんに認めていただけるように、この夏スパガを引っ張っていけるように、全力で頑張ります!”とコメント。謙虚ながらも堂々とした立ち振る舞いで、頼もしい姿を見せた。

そして、6月14日(金)に渋谷ストリームホールにて<SUPER☆GiRLS 9th Birthday Live(仮)>を開催することを発表した。

数々の有名アイドルが解散や活動休止を発表するこの“アイドル戦後時代”の最中、依然として力強く刀を握り続けるSUPER☆GiRLSの勇姿から目が離せない。