ピュアリーモンスター[ライブレポート]石飛恵里花&柳木みり、卒業ライブで魅せた5年間の集大成「どの時代のピュアモンも大切な想い出で宝物」
Pop'n'Roll 編集部
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ピュアリーモンスターが、11月3日(水・祝)に品川インターシティホールにて<ピュアリーモンスター ワンマンライブ〜石飛恵里花 柳木みり 卒業ライブ〜>を開催。本記事では、同公演のオフィシャルレポートをお届けしよう。
<ピュアリーモンスター ワンマンライブ〜石飛恵里花 柳木みり 卒業ライブ〜>品川インターシティホール(2021年11月3日)
SEとともに、メンバーが軽快なクラップでステージに登場。石飛恵里花はホワイト、柳木みりはグリーン×ホワイトとメンバーカラーを基調とした同公演のためにデザインされたドレスを身に纏っている。
吉咲が、“みなさんこんにちは! ピュアリーモンスターです! 今日は最高の1日にしますよ〜!!”と晴れやかに挨拶。最新ナンバー「Wake up to a Brand new day」からスタートし、「らぶティカル☆パレード」、「Secret Story」と立て続けに披露。
石飛と柳木が“ありがとうございます! ピュアリーモンスターワンマンライブ、石飛恵里花、柳木みり卒業公演にお越しいただき、ありがとうございます! これを言うのも最後になりますね……”と述べ、メンバーの自己紹介へ。
石飛の“1曲1曲歌うたびにこれが最後なんだなと実感しちゃうね……”という言葉とともに、「まだ誰も知らない明日へ」を投下。
また、「Infinite Horizon」では、石飛と今野が手を合わせる振り付けで今野が息を詰まらせ涙を流し、「蒼空の彼方」「PURE×PURE×PURE」では、ぎゅっとメンバーが集まりハグをすると、石飛が涙を見せる場面もありながらも「DREAM PLANET」へと進めていった。
MCでは、柳木、石飛、今野の1期メンバーが泣き笑いしながら“ありがとうございます! 泣くの早いよ!(笑)”“汗だし……! ゆづがインホラで泣くから……”“だって最後なんだもん”といった掛け合いを見せる。
石飛が“新メンバーのみんなは初めてのワンマンライブなんだよね!”と新メンバー4人に話を振ると、“初めての楽しさと、でも今日がお2人の最後っていう感情が入り乱れてます!”“初めてのワンマンで緊張もあったのですが、1曲1曲この9人では最後なんだなとメンバーみんなを見ながら歌っていて……噛みしめています”と、新メンバーたちが複雑な心境を明かした。
石飛、柳木が監修した卒業公演記念のグッズについて、製作のこだわりや想い入れを語ると、ステージに柳木、今野、杉田、立川が残り、「Trip Stream!!」を1人ひとりが力強く歌唱し、落ちサビは柳木が熱く歌い上げる。
続いて、「瞬感リスグラシュ」では石飛、吉咲、安藤、勝野、塙の歌声がカラフルに響き、落ちサビは石飛が切なく歌唱。
石飛と柳木は、“今回はせっかくのワンマンライブなので、卒業メンバー、新メンバー1人ひとりの声を聴いていただけたらと思って2人で考えました”とセットリストに込めた想いを告白。
ライブを再開させると「真っ白な地図」、「多次元トラベリング」、「Juvenile」と続き、初期メンバー石飛、柳木、今野が最新シングルカップリング曲「Good Luck Charm」をパフォーマンス。ホワイトとグリーンの紙吹雪が降る中、涙を流しながら想いを込めて歌い上げ、会場は感動に包まれていた。
石飛は、“初期メンバーはやっぱり苦楽をともにした期間が長いので、歌詞を噛みしめながら歌うと本当に涙が止まらなくなってしまって想いが溢れました。「Good Luck Charm」、いい曲なのは知ってたけど、こうやって初めて初期メンバー3人で披露して本当にいい曲だなと改めて思って、最後にこんな素敵な曲をいただけて嬉しいです。本当にありがとうございました”とコメント。
“これがあるということは、あの曲ですね?”とブルーのペンライトを手に持つと、「Forever My Friends」が流れ、会場がブルーに染まる。
続いて、柳木と石飛が卒業シングル「Wake up to a Brand new day」に収録されているソロ曲「群青プロローグ」、「Over the Future」をそれぞれの想いを乗せて届け、ファンに愛される人気ナンバー「超純正ピュアリーチューン」では、泣きながらも笑顔で歌い上げた。
卒業する2人に向けて、メンバーたちが手紙に綴った想いを伝え終えると、石飛と柳木も気持ちを述べた。
柳木は、“ピュアリーモンスターとして活動を始めた時、握手会には1人も私推しのお客さんがいませんでした。それが今は「柳木推し!」って来てくれる方や箱推しで来てくれる方がたくさんいます。柳木推しでよかったって思ってもらえますか?”とコメント。
石飛は、“卒業発表してから、1つひとついろんなことがラストになっていくたびに、すごく寂しかったです。それだけ私はやっぱりピュアモンが大好きなんだなと思いました。私にとっては、どの時代のピュアモンも大切な想い出で宝物です。約5年間、本当にありがとうございました”と想いを語ると、メンバー全員が涙を零した。
石飛と柳木の“このライブは笑って、泣いてなんで、最後は私たちらしく盛り上がりましょう!!”“それでは、私たちのラストの曲です。「教えてダーウィン」”というメッセージとともに銀テープが弾ける。
キラキラとフロアに銀テープが舞う中、吉咲が“今日本当に、最後の曲です! この9人のピュアモンを心に焼きつけていってください!”という掛け声でデビュー曲「教えてダーウィン」へ。ファンからのサプライズプレゼントとして、ホワイトとグリーンのサイリウムが会場を埋め尽くした。
さらに、メンバーから石飛と柳木にホワイトとグリーンの花束が渡され、ファンとともに記念撮影を行なった。
最後は、石飛、柳木が涙を見せつつも晴れやかな笑顔で“それでは以上! ピュアリーモンスターでした! ありがとうございました!”と挨拶。鳴りやまない拍手が続き、石飛と柳木の5年間の集大成となった卒業ライブは幕を下ろした。
なお、同公演の模様は、11月6日(土)23:59まで配信アーカイブにて視聴することができる。