若月佑美［イベントレポート］アートからすっぴんまで”全てをさらけ出した”一冊が完成！2nd写真集発売記念イベント開催

『若月佑美写真集 アンド チョコレート』は、若月が今の自分を余すことなく表現したと語る作品。持ち前のクールなかっこよさから、ふとした素の表情、無邪気な笑顔、セクシーな一面まで、『Oggi』美容専属モデル、女優として活躍の場を広げている若月の新たな美力をいろいろな角度から切り取った写真集となった。

黒のワンピースに秋らしいシックなジャケットを羽織ってイベント会場に登場した若月は、発売されたばかりの写真集を手に“やっぱり本になるといいなぁ”とにっこり。写真集発売が誕生日の6月27日に発表された時に、“（ドラマなどの出演の発表かなと予想していた）ファンの方が「まさかの写真集発売？！」とすごく喜んでくださって幸せでした”と語った。

コロナ禍での撮影で工夫したことを聞かれると、“今回は遠くに行けないことを逆手にとって、衣装をすごくたくさん用意していただいたり、メイクもいろいろなバリエーションでファッションフォトっぽく撮っていただいたりとか、バックが真っ白なところは手前にいる自分がしっかりと違う表情を見せていこうと頑張りました”と逆境の中でも充実した撮影ができたことを振り返る。

ここで、お気に入りの写真を3点紹介。1点は大人っぽい表情の白い衣装で、“自由に動いて躍動のある写真を撮りましょうということで。すごく広がりのある綺麗な真っ白の衣装を用意していただきました”と、頭の上までスカートの裾が持ち上がっている真っ白な衣装に赤いリップとのコントラストが映える1枚を披露。

そして、ベッドの上で寝そべりながら、こちらを振り向いている写真はなんと全くのすっぴんだと明かす。“集合時間が朝6時で、集合後髪をとかして、すぐそのまま撮影しました。寝起きの貴重な1枚です”。

もう1点は、倒立して開脚しているような1枚で、“トリッキーな写真なんですけど（笑）、浜辺で側転できますか？とオーダーいただいて。何年もやってなかったんですけど、やらせていただいたものです。ゆっくり回るのを意識しました”と語った。

さらにステージ上には撮影で若月本人が作った茶碗や、撮影中に描いた絵、衣装の中からチャイナドレスと白いドレスが披露された。今回初めて挑戦したという陶芸では筋がよいと見込まれたそうで、売り物にしても遜色のない仕上がりに。二科展に8年連続入選している実績をもつ若月が描いた深海をテーマにした水彩画は、なんと2～3分で仕上げたという裏話も。

露出の多い写真も多く掲載されるにあたり、“2週間という期限を自分の中で決めて、おうちトレーニングをしました”と話す若月。自分で調べて、動画を見ながら無理しない程度に続けた結果、武田真治から「ビロードのような腹筋」とコメントしてもらえるような美ボディに仕上がった。

写真集最後にはタイトル「アンド チョコレート」に込めた意味を明かすエッセーが綴られており、それを読むと、今現在の若月佑美をこの一冊に込めたということがさらに深く感じられる内容になっている。

今年8月で芸能生活10周年を迎え、「今までの10年は満足してますか？」という質問には“めちゃめちゃ満足です”と即答。“とても幸せな10年というか、学びのある10年でもありましたし、みんなと仲良くいられた10年でもあるかなと思いますし、すごく濃い素敵な誇れる10年だなと思っています”と笑顔を見せ、“自分がなりたかった自分にちょっとずつ近づけてるかなと思えてきてはいるんで、さらにこの職業は何年てキリがない職業ですので、あと10年、20年と頑張っていけたらいいなと思っています”と意欲を見せた。

若月佑美 コメント（概要）

今回は心も頭も、本当に私の全てを出そうということをコンセプトに作品づくりにとりかかりました。ワンちゃんが大好きなことを話したら、ワンちゃんと一緒の撮影を組んでいただいたり、心の中という面では一番最後にエッセーを書かせていただいたり、新しい試みに取り組めたと思います。

自分なりに見せたい身体にしようとトレーニングした結果、撮影中皆さんに腹筋を褒めていただけて、そこがポイントになるかなと思い、「筋肉といえば！」ということで筋肉ソムリエ 武田真治さんにコメントをお願いしました。「まるでビロードのような腹筋だ」という素敵な言葉をいただけて嬉しいです。

タイトルも自分で決めてよいということで、いくつか案を出させていただいた中から決まりました。その意味について、写真集の一番最後のページにエッセーを書かせていただきました。私の好きな食べ物がチョコレートというのもありましたし、覚えてもらいやすい言葉かなというのもありましたし、どういう意味があってつけたかということを書かせていただいたので、是非読んでいただければと思います。

2冊目の写真集ということで、私にできる全てを尽くした写真集になっています。表現はもちろん自分が出せる限り、衣装や撮影についても提案させていただき、一緒に作らせていただきました。自分らしい一冊ができたかなと思っていますので、是非たくさんの方に見ていただけたらと思っています。よろしくお願いします。