【レポート】ゑんら、解散か累計1万枚売上達成か…1周年記念ライブで掲げた決意(撮影:菊島明梨)

【レポート】ゑんら、解散か累計1万枚売上達成か…1周年記念ライブで掲げた決意

Pop'n'Roll 編集部

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2019.03.06
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滝口ひかり、木乃伊みさと、滝口きららの3人組完全セルフプロデュースアイドル「ゑんら」が3月2日(土)、渋谷WWW Xにて<1周年記念単独ライブ-縁->を開催した。当日のレポートをお届けする。

まずは妖怪のアニメーション・オープニングムービーが流れ、メンバーが登場。この日のライブは全曲バンドセットで行われた(数曲はアコースティックVer.で披露)。このバンドセットでは結果として生音が響き渡り、ゑんらの楽曲の良さを際立たせていた。

本編は、グループ始まりからの曲「心中ミッドナイト遊園」でスタート。そこから強弱をつけた歌声・ダンスが美しい「ゑんらにおまかせよ」、サビのキャッチーな歌詞が特徴の「迷い地縛霊」、3人の力強いハーモニーが会場に響き渡った、シングルとしてもリリースされた楽曲「さよならを教えて」と連続で披露した。

3人の見事なパフォーマンスに観客は酔いしれながら、そして生音に魅了されながら、どんどん熱量を上げていった。ライブの場にエンジンがかかっていく。

1周年記念単独ライブ-縁-│2019/3/2 渋谷WWW X(撮影:菊島明梨)

ゑんらメンバーは最初のMCで挨拶と自己紹介を行なった後、次から新曲2曲を披露すると話した。まずはゑんら初のバラードナンバー「君がいない」。この曲は木乃伊みさとが作詞を行なった。

楽曲はノイズが入った奇抜なサウンドから、ゆっくりとしたピアノが中心のメロディーへと展開していく。それに合わせてゑんらの3人は”君を想う”という気持ちを丁寧に、エモーショナルに歌い上げた。ファンも初のバラードを目の当たりにしてその世界観に浸っていた。

そして次の新曲は「つぼみ」。このナンバーは滝口きららが作詞を行なった。

ポップで軽快なメロディーに合わせて『叫べ』、『笑え』とストレートなメッセージを歌っていく。この曲では白い布の付いた扇子を大きく振り上げ、会場を盛り立てていった。このストレートな楽曲と、特徴のあるダンス、メンバーの笑顔。この曲もまた非常に見応えがある。

MCでバンドメンバーを紹介した後は、再び既存曲の披露へ。「のっぺらぼう」では『幽霊!呪わないで!』と観客と共に歌って踊り、「ONORE」ではサビでタオルを回して会場が一つになっていた。バンドセットでのサウンドも楽曲をアシストし、会場はさらにヒートアップしていく。

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