ももクロ[生配信レポート]昭和の名ギャグポーズに挑戦! 「私たちもザ・ドリフターズさんみたいになりたくて」
Pop'n'Roll 編集部
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ももいろクローバーZとザ・ドリフターズが、世代を超えて交流するトークバラエティニコ生チャンネル『もリフのじかんチャンネル〜ももいろクローバーZ×ザ・ドリフターズ〜』を開設。7月3日(土)に、第1回となる『【ドリフ&ももクロ新番組】もリフのじかん【第1回】』を生配信した。「ももクロのじかん」「ドリフのじかん」「もリフのじかん」という3コーナーで構成される同番組は、東京03の飯塚悟志がMCを担当。ももいろクローバーZとザ・ドリフターズのお互いの文化や価値観をトークやゲームを通して共有していく。また、ドリフメンバーが語る当時の驚愕エピソードや視聴者から寄せられる多数の資料画像が登場。本記事では、同配信のオフィシャルレポートをお届けする。
『【ドリフ&ももクロ新番組】もリフのじかん【第1回】』
同番組は、MCの東京03・飯塚悟志がマスターを務め、ももクロの百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れにが店員を担当する“喫茶もリフ”に、常連客としてザ・ドリフターズの加藤茶、仲本工事、高木ブーが集合するという設定でスタート。
高城が、“私たちもザ・ドリフターズさんみたいになりたくて、ステージでパロディさせていただいたり”とザ・ドリフターズへのリスペクトを語ると、加藤も“そうそう。俺も1回行ったことあるんだよ。ひげダンスやったんだよな! 福島で共演した時もひげダンスしたっけ”とステージや2015年放送のテレビ番組『じぃじとももちゃん』での共演エピソードを語るなど、冒頭から良好な関係性が伺える。
“幼稚園の頃、カセットテープにドリフのコントを録音して、ずっと聴いてたんですよ! 今、目の前にドリフのみなさんがいるなんて感動! 泣きそう!”とドリフ愛を語る飯塚は、加藤より“なぁ、悟志”と名前で呼んでもらい、感動のあまり目を潤ませるシーンも。出演陣の距離はものの数分で急速に縮まり、コーナー企画へと移った。
最初のコーナーは、「ももクロのじかん」。令和の若者なら誰でも知っていて当たり前という問題が、ドリフメンバーに対して出題される。“きゅんですポーズ”がどのようなポーズなのかという問題には、仲本と高木が頭を抱えるところに、加藤が“あ! 俺誰かがやってるの見たことある!”と正解して視聴者を驚かせた。
ももクロメンバーは、昭和育ちなら誰でも知っていて当たり前というクイズに挑戦。ハナ肇とクレージーキャッツの谷啓が送り出した昭和の名ギャグ“ガチョーン”ポーズがどのようなポーズなのかという問題には、百田、玉井、佐々木が惜しいポーズを連発する中、高城のみがピンク・レディーの“UFO”ポーズを披露したため、ドリフメンバーから総ツッコミを受けるという爆笑ポイントが生まれた。
続いて、「ドリフのじかん」では、“8時だョ!全員集合に学ぶ公開収録の「天国と地獄」”と題し、ドリフメンバーから当時の過酷なスケジュールについて学ぶことに。
ここでは、毎週1時間のコント番組『8時だョ!全員集合』を、1週間で準備しなければならないという状況に加え、年間120本の営業、月に1度の『ドリフ大爆笑』、年に2回の映画撮影に、レコード制作のレコーディングと16年間休みなしの驚愕スケジュールが明かされ、視聴者からも驚きの声が上がった。
また、『8時だョ!全員集合』の放送当日は、朝10時から20時までほぼ休憩なしでリハーサルを4ステージこなすことをはじめ、本番はいかりや長介のペースと采配で番組が進んでいくこと、ひどい時には“8時だョ!全員集合!”の挨拶と同時に“巻き”がかかっているというケースがあったこと、歌のコーナーでは生バンドがBPMを速めて演奏していたことなどのエピソードがドリフメンバーから次々と語られると、ももクロメンバーもビックリ。
それでも寝る間を惜しんで高木がいかりやの愚痴を聞いていたこと、加藤は銀座へ遊びに行っていたエピソードなどが披露され、そのパワフルさにさらに驚いていた。
これだけの多忙さでの16年間ということに対して、百田が“解散の危機なんかはなかったんですか?”と疑問をぶつけると、仲本が“揉めごとはなかったよね”と語り出し、加藤と高木も“なかった”と頷くなど長寿グループの貫録を見せつけた。
ここからは、チャンネル会員限定での配信に。
最後のコーナー「もリフのじかん」では、ファンから寄せられた「あなたが持っているもリフグッズの写真」を紹介。ももクロライブで15着しか売れなかったという伝説の“ももクロマタギ衣装”を公開され、ドリフメンバーですら見たことがないという“ドリフのめんこ”のほか、“ポップアップマーカー”、ドリフメンバー全員分が揃っていると市場価格約80万円という“ザ・ドリフターズ首チョンパ(トンボ鉛筆『MONO』を1ダース買うともらえるおまけグッズ)”のメンバー全員分が揃っている写真など、貴重な資料が登場した。
また、ザ・ドリフターズのギャラ配分と東京03のギャラ配分では、配分システムが真逆になっていることが発覚するなど、驚きの情報も続出。番組後半には、ザ・ドリフターズ×東京03のコントも披露した。
最後は、“♪ババンババンバンバン”のフレーズでお馴染みの「いい湯だな」を全員で合唱し、同番組を締めくくった。