SKE48 野島樺乃[ライブレポート]圧倒的な歌声と新グループ『&』の新しい輝きを届けた3rdソロライブ
Pop'n'Roll 編集部
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SKE48のメンバーで今月末にグループを卒業する野島樺乃が、本日6月14日(月)にSKE48劇場でソロ公演<野島樺乃 3rdソロLIVE>を開催。アンコールでは、卒業後に所属して活動することが決まっているユニット『&』(アンド)の楽曲をメンバーとともに初披露した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
<野島樺乃 3rdソロLIVE>SKE48劇場(2021年6月14日)
野島は2015年3月に7期生としてSKE48に加入。
野島にとって3度目となる今回のソロライブは、6年前に彼女がSKE48のオーディションで歌った「未来とは?」で幕を開いた。同曲は、7期生お披露目の時に野島がセンターを務めた曲でもある。
続けて「彼女がいる」、「制服を脱ぎたくなってきた」と思い入れのある曲をはじめ、ファン投票により歌唱メンバーに選ばれた大切な曲「花の香りのシンフォニー」を披露した。
同じチームSのリーダー松本慈子と、同期の太田彩夏が登場すると、“アイドルの野島樺乃だからこそできるソロライブを”と、クールな「制服レジスタンス」、セクシーな「抱きしめられたら」、キュートな「ハート型ウイルス」を、次々に衣装を替えてアクト。野島は“やりたい放題やらせていただいて、満足です!”と笑顔を見せた。
アイドルらしいAKB48グループの楽曲を詰め込んで、“みなさんが帰る時に楽しかったなとか、もう1回観たいなと思ってもらえるライブだったら嬉しい”と、本編最後に「不器用太陽」をしっとりと歌い上げた。
アンコールでは暗転した会場に、白いドレスシャツに黒のボトムスのクールな衣装で『&』が登場。ティーザー映像で流れていた「#tokyo(読み:ハッシュタグトウキョウ)」、夏らしい清涼感のあるサウンドの「Eenie, meenie, miney」の2曲をパフォーマンスし、野島樺乃、モラレスきあら、栗本優音、山崎カノンのメンバー4人を初お披露目した。
<第1回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦>で優勝した野島のために書き下ろされた「夢の在処へ」を力強い歌声で響かせ、「あなたがいてくれたから」を気持ちを込めて歌うと、思わず涙ぐみながらソロライブを締めくくった。
なお、本日、&は公式インスタグラムを開設。野島樺乃は、7月からは&として活動していく。
野島樺乃 コメント
3回目のソロライブをこうして開催できたことは当たり前じゃないことなので、スタッフのみなさんとファンの方々には本当に感謝しています。最後のソロライブがSKE48劇場だったのは、SKE48も原点は劇場ですし、その劇場で私も1stソロライブをやらせていただいたので、もう1回スタートの地に戻って、改めて自分で幕を下ろしたいなと思ったからです。劇場のよさはファンの方々との近さだと思いますし、みなさんの温もりもたくさん感じられました。配信で観てくださる方もたくさんいたと思うんですけど、いつも応援してくださり、本当にありがとうございます。
(&の初披露については)自分たちが夢に見てたステージがあっという間で、一瞬で本番を迎えてしまって。みんなすごくドキドキしていたけど、“楽しむことが1番!”ってステージに上がる直前に、全員でお互いの背中を叩き合ったりして、お披露目の時点からチームワーク抜群じゃないかなと思いました。会場のみなさまは、最初は誰だろう?って感じだったんですが、みんな興味津々な感じで観てくださっていて、一緒に拍手してくださったのも1つのライブ空間が出来上がった感じがして、すごくよかったんじゃないかなと思います。
女性ヴォーカルグループとして、いろいろな方々に1人ひとりが必要としていただける、そんなグループになっていければと思っているので、初心を忘れず、人とのつながりを大切に、感謝を忘れず、上を目指していけるグループになれればいいなと思います。
『&』とは
作曲家・菊池一仁による楽曲プロデュースのもと、現代に生きる若者の胸中をエモーショナルなサウンドに乗せて演出する、新世代女性ボーカルグループ。
シンガー、ダンサー、モデルとしてそれぞれの道を歩み、実績を重ねてきた4名がそれぞれの“夢”を実現するためにここに結集。2021年夏、デビュー。