イコラブ[ライブレポート]野口衣織の地元・茨城でメンバーの出身地を巡るツアーがスタート「満員にしてライブができる日が早く来ることを願っています」
Pop'n'Roll 編集部
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=LOVEが、5月8日(土)に茨城県の結城市民文化センターアクロス・大ホールにて<=LOVE 全国ツアー2021「全部、内緒。」>の初日公演を開催した。同ツアーは、1stアルバム『全部、内緒。』のリリースを記念して行なわれる、メンバー全員の出身地(全国9会場、全11公演)を巡るもの。本記事では、初日公演のオフィシャルレポートをお届けする。
ツアー初日となる茨城公演では、新型コロナウィルス感染予防対策を徹底し、会場のキャパシティの半分となる約600人を動員。同時に有料生配信も実施され、メンバーは会場の観客とカメラの向こうの視聴者に向かって熱いパフォーマンスをくり広げた。
ライブオープニングの「Overture」がかかると、幻想的なシチュエーションの中メンバーがステージに登場し、5月12日(水)発売のアルバム『全部、内緒。』のリード曲「桜の咲く⾳がした」を披露。
季節感あふれるラブソングの曲中で、衣装が淡い桜色に変化するという春らしい演出で会場を盛り上げた。
続いて、音嶋莉沙が初のセンターを務める新曲「cinema」をパフォーマンス。キュートに歌い上げる姿に、会場からは大きな拍手が沸き起こった。
さらに野口衣織のソロ曲「拝啓 貴方様」も初解禁し、大人なロックナンバーをセクシーに届ける。
また、MV公開とともに話題沸騰中の齊藤なぎさのソロ曲「現役アイドルちゅ〜」では、ピンクのフリフリ衣装でアイドルのリアルな心情を歌い、彼女の個性が光る圧巻のパフォーマンスを見せつけた。なお、『全部、内緒。』には、ユニットメンバーによる新曲も収録されている。
野口衣織・諸橋沙夏がWセンターを務めるユニット曲「24/7」では、ビートの利いた激しいダンスナンバーに乗せてアーティスティックなダンスを披露。
一方、大谷映美里・佐々木舞香Wセンターの「お姉さんじゃダメですか?」では、ちょっぴりレトロな可愛らしいメロディをポジティブな歌声で届けた。
ライブ後半では、ヒットチャートを賑やかせた「CAMEO」、「ズルいよ ズルいね」、最新シングル「青春“サブリミナル”」などを続々と歌唱。
声を出しての応援ができない中ではあるが、サイリウムライトを振りかざした観客は、ステージと一体感を作り上げていった。
MCでは、茨城県出身の野口が“やっと私の地元・茨城でライブをすることができて、本当に本当に嬉しいです。ただいま~”と一言。ツアー開催とアルバム発売の喜びを噛み締めた。
その後、齋藤樹愛羅のセンター曲「セノビーインラブ」、髙松瞳のセンター曲「Oh!Darling」の新曲2曲を披露。
そして、音嶋の“全国ツアーが無事に開催されたことを嬉しく思っています、これからも、どんどん=LOVEについてきてください!”というメッセージとともに、本編公演は終了した。
アンコールの拍手の中、再度ステージに登場したメンバーは、「ようこそ!イコラブ沼」、デビュー曲「=LOVE」をパワフルかつ一体感あるパフォ-マンスで展開。
ラストには、本日2度目となるアルバムリード曲「桜の咲く⾳がした」を歌唱した。
最後に、初公演を終えた野口が“地元茨城で、客席を満員にしてライブができる日が早く来ることを願っています”と、新型コロナウィルスのいち早い終息を願うコメントをし、ツアー初日公演は幕を下ろした。