未完成リップスパークル、ファン達をカメラマンに迎え「未完成music」MV撮影敢行!

未完成リップスパークル、ファン達をカメラマンに迎え「未完成music」MV撮影敢行!

Pop'n'Roll 編集部

Pop'n'Roll 編集部

2021.05.08
  • ポスト
  • シェア
  • ブックマーク

未完成リップスパークル(通称:ミリスパ)が、現体制では最後となるMV「未完成music」の公開シューティングライブを4月24日(土)に都内某所にて行なった。

現在、新メンバーを募集中のミリスパ。今回の収録はファン達をカメラマンに迎える形で収録するという新しい試みに挑んだ。当日は大きな撮影スタジオの後方に四角い舞台を用意。そこを、カメラマンとなったファンたちが四方から囲んで撮影していく。

「未完成music」公開シューティングライブ会場

撮影陣はカメラスタンド込みでカメラを固定しながら撮影をする人から、手持ちでのカメラ撮影、スマートフォンで撮影する人まで様々だ。これも、手振れのないしっかりとした映像から、動きを持った臨場感あふれる映像も記録したい制作側の想いから実現している。

「未完成music」のMV撮影現場には、舞台の上で歌い躍る3人の姿を30人弱の選ばれたカメラマンたちが、3人の姿を一瞬足りとも逃すまいと撮影してゆく様があった。

リハーサルの時点では暗闇の中からの始まりという理由もあり、メンバーらも最初は立ち位置をつかめず、一度確認する場面も。

カメラマンたちもあまり動かずに撮影していたため、リハーサル後に監督から「もっと動きを出しても良い」という声がかかる。リハーサルから本番までの間に各自が手にしたカメラで撮影する様をシミュレーションし、身近な人たちと撮影方法の最適なやり方を話しあう風景が広がった。

そのうえで、1回目の撮影がスタートした。余談だが、カメラマンたちは全員黒い服姿で撮影に参加。これも、光が服に反射しないようにとの措置からだ。

「未完成music」は、疾走感と躍動感を備えた曲調であり、気持ちを高陽させるメロディアスな楽曲。MV撮影ではミリスパの3人がカラフルな光に照らされ、凛々しいパフォーマンスを披露した。

2回目の撮影前に、場所を変えて撮影したい人が移動。1回目と2回目は、各自の感覚に任せて自由に撮影。3回目は全員が寄りで。4回目は全員が引きで。最後の5回目は、ふたたび自由な形での撮影という流れを取ることを、監督がカメラマンたちに伝えていた。

本番中、3人の激しい動きを、各自がファインダー越しに追いかけてゆく。先ほどと変わらず、その場で立ったりしゃがみながら3人の姿を追いかける人たちから、少しだけ移動しながら3人の動きをファインダー越しに焼き付けてゆく人たちなど、そこにも様々な撮り手の感性が反映していた。

撮影が終わるたびに「熱いねー」という声がメンバーから漏れ聞こえ、カメラマンたちの間から拍手が沸きだすのも、この日の撮影での見慣れた光景にもなっていた。

本番は、3人が円陣を組み、気合入れをしてから撮影をスタート。監督みずから手にしたカメラを持って舞台を360度周り続けながら撮影。その合間を縫う形で大勢のカメラマンたちがメンバーに寄ったり、自分のポジションをキープしながら、3人の姿をファインダーの中へ記録していった。

この日撮影した臨場感を持った映像たちが、どんなMV映像になるのか完成を楽しみにしてほしい。最後に、MV撮影直後のメンバーコメントもお届けする。

新穂純麗
七瀬美優
雪梨冴愛

メンバーコメント

七瀬美優:
思ったよりもみんなとの距離か近くて、撮影中は緊張しちゃいました。

新穂純麗:
未完成リップスパークルの場合、撮影可能なイベントって最近始めたくらいなので、撮られるのにまだ慣れてなくてちょっと恥ずかしかったです。

雪梨冴愛:
それ以上に、1曲歌い終わるたびに汗が…。

七瀬美優:
「未完成music」は激しめでもありますし、感情も込めて歌う楽曲でもあるので、そのぶん魂を持っていかれてるせいか、撮影を終えるたびに吹き出す汗がすごいんです。

雪梨冴愛:
未完成リップスパークルとしては、初めてファンの方参加型でMVを作りました。みんなで作りあげるってすごくエモいなと思ったので、出来上がりがとても楽しみです。みんな待っててください。

新穂純麗:
わたしたちも、ファンの人たちも、こういう機会はあまりないと思うので、すごくいい経験になったと思います。本当にありがとうございました、完成を楽しみにしています。

七瀬美優:
うちらもすごく楽しみにしていた撮影だったし、普段と違う新鮮な感覚で撮影をさせてもらいました。しかも、スタッフさんがしっかりとサポートしてくださって、ファンの方々と円滑に撮影を進められました。MVがどんな形に完成するのかまだわかりませんけど、とっても素敵なMVができることをうちらも楽しみにしています。今回撮影に参加してくれたみんなも、スタッフの一人だと思って一緒に作りあげたMVを観ていただけたらなと思います。

TEXT:長澤智典
編:Pop'n'Roll編集部

次ページ