【インタビュー】FES☆TIVE、世界を旅するマジカルパレード|国境を越えて深めていくファンとの絆 FES☆TIVEインタビュー
鶴岡 舞
Pop'n'Roll Editor(編集者)
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2015年のタイ遠征を皮切りに、サンフランシスコ、上海、香港、台湾、バンコク、インドネシア、ベトナム、モンゴルなど多くの海外遠征を経験しているFES☆TIVE。<JAPAN EXPO>などの対バンイベントへの出演のみならず、バンコクでは2度のワンマンライブを開催。日本だけでなく海外へ活躍のフィールドを広げる彼女たちは、世界各地への遠征を経て、グループとしての立ち位置をどう考えているのか。これまでの海外での思い出やライブでの印象、さらには今後行ってみたい国などを和気あいあいと語ってもらった。
撮影:鳥居洋介
FES☆TIVEインタビュー画像
大草原の中でライブをしたんですよ(土光瑠璃子)
――まず、これまでで一番印象深かった海外遠征について聞かせてください。
白石ぴあの:
私がFES☆TIVEメンバーになって初めて海外遠征に行ったインドネシアです。現地の方々の熱量がすごくて、一番スターになった気分になれたのが、インドネシアだったかなと(笑)。私たちが乗っている車の窓をドンドンって叩いてきたり、走って追いかけてきたりしたことにビックリして。そんな海外の熱い歓迎を初めて受けたのがインドネシアでした。
――インドネシアのファンの方って、日本のファンの方とは違うんですか?
白石ぴあの:
違うよね?
青葉ひなり:
違う。インドネシア遠征の時に、現地の朝のニュース番組に2回出演したんですけど、その次の日にインドネシアの動物園に行ったらいろんな人に写真撮ってくださいって言われて! もしかしたら放送を観てくれて知ってくれたのかなって。嬉しかったですね。
――なるほど、確かに熱狂的ですね。近藤さんはいかがですか?
近藤沙瑛子:
私も初めて行った台湾遠征のことなんですけど、それまで日本から出たことがなかったので自分にとっても初海外で。私の誕生日が7月で、その台湾遠征が6月にあって。デビューして2ヵ月とかだったんですけど、台湾のファンの方がケーキと色紙、お花とかを用意してくれてて。温かく迎え入れてくれた感じがして、すごく嬉しかったのを覚えています。
――真野さんの思い出に残っている国は?
真野彩里愛:
沙瑛ちゃんと同じく台湾遠征です。私の誕生日が6月7日で、誕生日だからってサプライズで、台湾のファンの方がオリジナルトラックを走らせてくれていて。予定が合わなくて見れなかったんですけど、台湾の方がTwitterで写真とか動画を撮って送ってくれて、すごくいい思い出になりました。
――FES☆TIVEのトラックではなく、真野さんのトラックですか?
真野彩里愛:
そうなんですよ!
近藤沙瑛子:
“Happy Birthday Mano Saria”って書いてあったよね。
――すごいですね。土光さんと南さんはいかがでしょうか。
土光瑠璃子:
初めて行った海外遠征は台湾なんですけど、その次に行ったモンゴルが一番印象的で。人生でモンゴルに行くとも思わなかったし、大草原の中でライブをしたんですよ! 草原の中でライブすることも想像できなくって、放し飼いされている犬とか、牛とかもいてビックリして(笑)。ライブ会場がドームの中で、日本から来てくれた人はペンライトを振ってくれたんですけど、現地の人たちは携帯のライトを光らせて振ってくれて、嬉しかったですね。
南茉莉花:
昨年11月3日に行ったタイでのワンマンライブが印象深いです。まず空港に着いたら現地の人たちが出迎えてくれたんです。その“FES☆TIVE、ようこそ”みたいな感じだったり、街中を歩いていても手を振ってくれたり、タイの学校の制服を着させてもらった時とかも、きっと私たちのことを全然知らない人たちなのに手を振ってくれたりして、フレンドリーでした。海外でのワンマンライブも印象的でしたし、タイのアイドルさんたちと一緒に「OIDEMASE-極楽-」を踊ったんですけど、私と瑠璃ちゃんと沙瑛ちゃんは、ほかのアイドルさんとコラボするのが初めてだったのですごく新鮮な感じがしました。
――青葉さんは、以前、茉井副編集長とデート企画をした時に、サンフランシスコとおっしゃっていましたね。
青葉ひなり:
そうです、私はサンフランシスコ遠征が一番印象に残っていて。何より一番遠かったっていうのもあって、海外感が強かったです。時差もすごくて、映画の世界って感じで一番現実感がなかったです。
――映画の世界ということは普段から洋画を観たりするんですか?
青葉ひなり:
いや、私字幕とかダメな人なので(笑)。『ホームアローン』くらいですかね。
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