【インタビュー】FES☆TIVE、世界を旅するマジカルパレード｜国境を越えて深めていくファンとの絆FES☆TIVEインタビュー

大学でインドネシア語を2年間学んだんですよ（青葉ひなり）

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――遠征先でファンミーティングもやられていますよね。

青葉ひなり：
海外遠征に行くと、必ず日本のファンの人もついて来てくれるんです。日本のファンと海外のファンと私たち、みんなで交流できるのがすごく楽しい。そんなに言葉がわかってなくても通じるものがあったり、国境を越えているのを実感するというか、いいなって思います。

近藤沙瑛子：
アイドル好きじゃなかったら、海外の人と日本の人がお互い話すことってきっと滅多にないじゃないですか。そのきっかけに私たちがなれているのが嬉しいですね。

真野彩里愛：
オフ会を機に、私たちが知らない間にファンの方同士が仲良くなっていることが多いよね。

近藤沙瑛子：
台湾とかタイとか、海外から日本にライブに来てくれたりすることも多いよね。だから、ライブだけじゃなくてファンミーティングの場も大事だなって思います。

――すごいです。FES☆TIVEさんはいろんな国の架け橋になっていますね。海外に行くからこそのSNS術とかもあるんですか？

白石ぴあの：
今は翻訳アプリが進んでいるので助かります（笑）。できるだけ現地の言葉でツイートするように心掛けていますね。でも、ファンの方が日本語を勉強していたり、日本語が上手な方が多いです。

真野彩里愛：
翻訳アプリは1回だけじゃなくて何回も翻訳してみたり、〇〇な時に使いたいフレーズとかも調べますね。失礼にならないように、なるべく現地の人が使っている言葉に近いものを探しています。Google先生で！

白石ぴあの：
Google先生様様だよ。

青葉ひなり：
私、大学でインドネシア語を2年間学んだんですよ！　海外に行くことがなかったら、絶対にやっていないですけど（笑）。しかも、インドネシア語って珍しいから受講者も4人くらいしかいなくて、友達に“なんでインドネシア語取るの？”って言われたくらい。でも、実際に自分がインドネシアに行って、話すわけだからやる気も出ました。卒業と同時に全部忘れちゃいましたけど（笑）。

一同：
（爆笑）。

白石ぴあの：
あと現地でたくさん写真撮るようにしてます。もし言葉が通じなくても、“あ、ここ知ってる！”ってところで写真撮ってたら嬉しいかなって。

近藤沙瑛子：
お菓子とかもね。みんなで食べたやつとかインスタに載せると、“このお菓子知ってる”とか“〇〇のお菓子だ”ってコメント来たりしますね。

南茉莉花：
リプ返祭りをする時でも、海外のファンの方にはその国の言葉で返していますね。

土光瑠璃子：
SNSじゃないんですけど、私はMC担当なので、現地の“こんにちは”とか“ありがとう”とか挨拶だけでも言葉は覚えるようにしています。発音が難しかったりする国もあるので、ほかの単語には挑戦できてないんです（笑）。

南茉莉花：
でも、ライブ中の煽りとかもできる時はその国の言葉でやっています。モンゴルに行った時は、普段自分で言っていることをモンゴル語にすると全然違っていて、その不思議な感じが面白くて（笑）。ファンの方に意味が伝わったみたいで、その“うわー！　よくわかるじゃん”っていうリアクションも嬉しかったですね。

――みなさんの努力があるからいろんな国に行っても、海外のファンは温かく迎えてくれるんですね。今、ライブの話が出たので、海外でやったら盛り上がる楽曲を教えてもらえますか？

青葉ひなり：
海外は日本とちょっと違うけど、共通なのが「シダレヤナギ」。全世界で1番人気ですね。だから、「シダレヤナギ」は殿堂入り（笑）。それ以外だと日本とちょっと違くて、日本はカッコいい曲とか和風な曲とか好きな人が多いんですけど、海外はポップな曲とかキャッチーな曲だったり、特にシングルで出ている曲を好きな人が多いです。YouTubeで勉強できるからっていうのもあると思うんですけど、「お祭りヒーロー」とか「ドンドコ祭リズム-燃え上がれタイコちゃん-」とか、そういうのが好きな人が多いですね。

白石ぴあの：
「進めジパング」とか。

――それはライブでやっててわかるんですか？

青葉ひなり：
そうですね、反応でわかります。

白石ぴあの：
曲が流れた瞬間に“わー！”ってなる。

真野彩里愛：
そこは日本と一緒だよね（笑）。

南茉莉花：
でも、ちょっと“きゃー！”っていう感じ。

近藤沙瑛子：
声援がちょっと黄色いよね。日本だったら“よっしゃー！”だけど（笑）。

真野彩里愛：
日本と一緒のところもあるけど、違うところもあるね。

近藤沙瑛子：
その違いも楽しいです。