predia、青山玲子・林弓束・岡村明奈・松本ルナ卒業「10人での想いを握りしめ、この先も進み続けます」｜TDCホール公演レポート
Pop'n'Roll 編集部
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prediaが、2019年2月2日に、全国8ヵ所をまわった＜predia tour "THE ONE"＞のファイナル公演をTOKYO DOME CITY HALLにて開催。青山玲子・林弓束・岡村明奈・松本ルナの4名がグループを卒業し、新生prediaとしてHULIC HALL TOKYOでの初ワンマンライブ、シングル＆ライブDVDのリリース発表を行った。
predia tour"THE ONE"FINAL～Supported By LIVEDAM STUDIUM～｜TOKYO DOME CITY HALL（2019年2月2日）
メジャーデビュー以降、変わらないメンバーで活動をしてきた10人のprediaの姿を目に焼き付けるべく多くの観客が集まり、フロアを埋め尽くした。会場には、開演前からこれから始まるライブへの興奮と今回卒業するメンバーへの想いが混じり合い、独特の雰囲気が漂っていた。
そんな雰囲気の中、メンバーが他メンバーの紹介をする他己紹介楽曲で1人ずつステージに登場。最後に全員がステージ中央に集まると、「SUPER WOMEN」で現体制ラストワンマンライブがスタートした。
アッパーな楽曲に観客のボルテージも高まり、大歓声の中ライブは進行していく。
“ツアーファイナル、楽しんでいって！ 行くよ！”とメインボーカル村上瑠美奈が観客を煽ると、圧倒的なライブ曲「The Call」で“Wow Wow!!”の大合唱が
巻き起こり、熱量のあるパーティ空間がライブ序盤にして広がっていく。
メンバーの自己紹介を挟みつつ、その後もアーティスト然としたカッコよさ、大人アイドルが醸し出すセクシーさ・切なさ、幼さすら感じるような弾ける笑顔と、prediaメンバーのさまざまな表情でツアーファイナルを彩っていく。
ライブ中盤には、村上、まえだゆう、沢口けいこ、岡村明奈、松本ルナの5人が「Secret of Light」を多幸感のあるパフォーマンスで魅せ、その後、衣装チェンジした湊あかね、桜子、水野まい、青山玲子、林弓束が「SHADOW PLAY」をロックに熱く披露し、会場を盛り上げていく。
途中のMCでは、まえだゆうの提案で“ウェーブ”を行い、メンバーを支え続けた観客の強い絆を表すような大きな波が会場内に起こった。
ここから10人体制でのラストライブのオーラスに向けて、「美しき孤独たち」、「禁断のマスカレード」といったヒット曲をノンストップでパフォーマンスし、本編は終了した。
メンバーがステージから降りるとすぐに熱狂のアンコールが始まり、10人が再登場するとメジャーデビュー曲「壊れた愛の果てに」をパフォーマンス。その後は、この10人で走り続けた約4年半を噛みしめるように感情を込めて「Wake Up」を歌唱した。
ここで本公演で卒業するメンバーがそれぞれの想いを語り出す。“prediaとして活動した期間は、私にとって宝物です。私は忘れっぽいんですが、今日の景色は決して忘れません”と、林が話した。
続いて、卒業するメンバーを送り出し、新たなスタートを切る6人のメンバーがそれぞれ自身の想いを語った。村上は“10人での想いを握りしめ、この先も進み続けて、prediaは最強のグループになります！”と卒業するメンバーへの感謝と明日からの新生prediaへの決意を涙ながらに口にした。
各メンバーがprediaとして活動した期間のさまざまな想いを胸に、始まりの曲「Dia Love」、「きみみたいに」を披露し、“最後は、最高に楽しかったというライブで終わりたい。最後は笑顔で！”と、現体制ラストのツアーファイナルを「Paradise」で締めた。
ライブ終了後には、2019年初夏に本公演の映像化、メジャー9thシングルをリリースすること、そして新体制での初ライブを発表した。
新生prediaは、卒業する4人のメンバーの想いとともに今後も走り続ける。今後の彼女たちの活躍にぜひ注目してもらいたい。
撮影：古川朋久
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