飯田結万の幼少時代と両親について「小さい頃から“私いつか東京行くー！”ってすごく言っていたんですよ」 懐かしの早稲田でゆまちゃんと大人デート #5

寺嶋：
モーニング娘。さんになりたかったと言っていましたけど、誰が好きだったの？

飯田：
入りは辻希美さんで、ミニモニ。が好きだったんですよ。

寺嶋：
そういう人多いよね～。ミニモニ。のために、私も早起きして『おはスタ』観てたもん。

飯田：
『おはスタ』やってたのうらやましい～。私は地方だから観られなくて、当時は『ハロー！モーニング。』ってハロプロの番組があったんですけど、それも長野は深夜で3ヵ月遅れだったんですよ。しかも途中で打ち切られたから悲しくて、こんな街出てってやるーって（笑）。

寺嶋：
あはははは。

飯田：
あ、もちろん大好きな街なんですよ。大好きな街なんですけど、その時は小っちゃい子ながらにそんなことを思ってました（笑）。

寺嶋：
地方だとアイドルになりたくても大変だよね。東京に出てこないといけないし。

飯田：
そうなんですよ。それでやっと東京に出られるって歳になった時には年齢制限を超えていたりするから、オーディションすら受けられないっていう。

寺嶋：
そうだよね～。

飯田：
「ミニモニ。テレフォン! リンリンリン」から歌って踊るのが好きになったんですけど、歌うのが好き、踊るのが好き、アイドルになりたいっていうのが、自分の中ではすごく恥ずかしかったんですよ。だから、親が仕事に行っている隙とか寝静まった後とかに、1人でひっそりと歌ったり踊ったりしてました（笑）。

寺嶋：
私も同じように親が家にいない時にやってたかなー。別に隠していたわけではなかったけど、言ってなかった。ダンスも習っていたけど、その頃はそれを仕事にしたいとは言えなかったな。

飯田：
私も全然言ってなかったんですけど、大学に行く時にチャンスだと思ったんです。ここで東京に出なかったら、私は一生山の中だと思ったので。でも、すごく怒られました。東京に出ることに対して怒られるってよりは、アイドルや芸能をやることに猛反対されて。

寺嶋：
大学で東京に行くのはよかったんだ。

飯田：
そこは大丈夫でしたね。小さい頃から“私、いつか東京行くー！”ってすごく言っていたんですよ（笑）。

寺嶋：
そこは刷り込んでおいたのね。

飯田：
はい。それで当時アニメが好きだったのと、けっこう周りの人から“いい声だよね”って言われることが多かったから、声優になりたいって夢がもう1つあったんですよ。水樹奈々さんが流行っていた時だったし、自分的にはアイドルよりもそっちの方が親には言いやすいっていうのがあって。

寺嶋：
アイドルになりたいって言うと、アイドルになれるくらい自分が可愛いと思っているんだって勘違いされるみたいなところがあるから言えなかったりするよね。

飯田：
そう！　そうなんですよ。まさしくそれです。

寺嶋：
声優さんは顔が出ないからね。まぁ、今はもう出ちゃうけど。

飯田：
そう、そう、そう。それでそう言ったんですけど、すごく怒られて、“せめて4年制大学に行って、ちゃんと資格を取りなさい”って言われたので教育学部に入って、小学校の先生と保健室の先生と介護系の資格を取ったんです。

寺嶋：
私は誰かに言われたわけではなかったんだけど、今取らなかったらもし取りたいって思った時にもう1回大学生になったり、どこかに通ったりしないといけないのはカロリー高いなと思って教員免許を取ったの。やれるうちにやれることをやっておいた方がいいなっていう判断で。

飯田：
そうだったんですね。でも、あの時親に言われて資格を取ったことは正解だったなと思いますね。“4年間でウマく行かなかったら諦めなさい”って言われたことは、結局破ってしまってますけど（笑）。

撮影：鳥居洋介

純粋カフェ・ラッテ1stワンマンライブ＜latte macchiato＞
・日時：2019年3月9日（土）　開場16:00／開演17:00／物販開始18:30
・会場：Star Pine's Cafe （東京都）
・チケット
通常前売：￥3,000+1D
通常当日：￥3,500+1D
特別前売：￥6,000+1D
特別チケットは限定Tシャツ付、100枚限定。