レディキス、SAY-LA、きゅんしろ、ベビキス[ライブレポート]<I-GET忘年会 minus ONE(HOT DOG CAT 抜き)>で2021年の飛躍を誓う!
Pop'n'Roll 編集部
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12月30日(水)渋谷CLUB QUATTROにて、I-GET所属の女性アイドルグループが大集結するライブイベント<I-GET忘年会 minus ONE(HOT DOG CAT 抜き)>が行われた。
取材・文:長澤智典
<I-GET忘年会 minus ONE(HOT DOG CAT 抜き)>渋谷CLUB QUATTRO(2020年12月30日)
このあと夜に同会場でワンマンライブを控えているHOT DOG CATは出演しなかったが、それでもREADY TO KISS、SAY-LA、Qnto syrup、そして候補生ユニットのBABY TO KISSという4グループ総勢23名が出演する華やかなイベントだ。イベント冒頭には、藤沢泉美(SAY-LA)、清川麗奈(READY TO KISS)、月見玲花(Qnto syrup)がオープニングトークで登場。この1年を軽く振り返りつつ今日の意気込みを語り、ライブがスタート。
まずBABY TO KISSがステージへ。候補生として先輩グループの楽曲を歌う彼女たち。この日はレディキス、SAY-LA、HOT DOG CATの楽曲を1曲ずつ披露。未完成ながらひたむきなパフォーマンスで会場を暖めた。このなかから来年は誰がどこの正規グループに昇格するのか、想像しながら見ていた人も少なくないだろう。
続いてQnto syrup(きゅんとしろっぷ)。今年2020年の9月末にデビューしたばかりの正規グループで、パステルカラーのかわいいいイメージを体現している彼女たち。メンバー全員の担当カラーがピンクということで、会場が一気にピンク一色に染まるなか、3曲を届けてくれた。まだ始まったばかりのグループなだけに、きっと2021年一番の飛躍を見せてくれることだろう。そんな期待を抱かせるステージだった。
次のSAY-LAの登場に、会場のボルテージは一気に最高潮に。SAY-LAにとって2020年はメンバーチェンジの多い年だったが、今年6月に加入した七聖真祐、加藤まいの二人もグループにすっかり溶け込み「3000年に一度の正統派アイドル」というキャッチコピーにふさわしい気品と熱さと感じさせるステージを展開した。ラストには今年夏にオリコン週間8位を獲得した最新シングル「感情リバーシブル」を歌い2020年を締めくくった。2021年1月4日には渋谷TSUTAYA O-EASTでワンマンライブを開催するSAY-LA。そこで発表される新メンバーにも要注目だ。
そして大トリに登場したのはREADY TO KISS。この日のレディキスはメンバーそれぞれが選んだ様々な衣装を身にまとい、いつもに増して華やかだ。昨年末Zepp Tokyoワンマンを成功させた後、中心メンバーだった千葉咲乃が卒業し、レディキスにとってはまさにリスタートの年となった2020年。10月に新メンバー3人を加えて9人体制となり、リスタートダッシュの勢いを見せつけるような熱いステージを展開した。2021年1月26日にリリースする新体制初シングル「NONSTOP ~Restart Dash~」、そしてこの日が初披露となる新曲「ミラクル・ハッピーバースデー」など全4曲を熱唱した。
さらにエンディングには、この日の全出演メンバーが登壇。今年コロナ禍で活動自粛中にリモートで制作され、I-GETオールスターズとして配信リリースされた楽曲「WE ARE ALL ONE」を全員で歌唱して、この1年の活動を締めくくった。
思うように活動できないことも多かった2020年だが、そのなかでもできることを着実にやることで一歩一歩前進したI-GETのアイドルたち。2021年もさらなる高みを目指していく姿を見せてくれることだろう。さっそく2021年1月4日には<I-GET祭 ワンコインお年玉LIVE!!! @ TSUTAYA O-EAST>が行われる。