未完成リップスパークル4thワンマンライブ~Sorry 4 the wait!~ PHOTO:コヤマタイガ

ミリスパ、熱狂の渋谷WWW X公演「みんなの夢の先のかすかな光を目指していこうと思っています」

Pop'n'Roll 編集部

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2019.01.21
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未完成リップスパークルが、1月20日(日)渋谷WWW Xにて<未完成リップスパークル4thワンマンライブ~Sorry 4 the wait!~>と題したワンマン公演を行なった。レポートが到着したのでお届けする。

2018年3月、代官山UNITでの3rdワンマンで告知された今回の公演(詳細は7月20日に告知)。未完成リップスパークルは春以降の活動を全てこの日のために向けてきた。

先に伝えておくと、昨年のワンマン公演以上の動員を記録しながらも、目標としていた400人には僅かながら届かなかった。でも、彼女たちにとって一番の財産はこの会場に作り上げた熱気だ。その模様をお伝えしたい。

未完成リップスパークル4thワンマンライブ~Sorry 4 the wait!~ PHOTO:コヤマタイガ

心のアクセルを思いきり踏み込むように、3人は「加速FANTASY」を歌いながらステージを幕開けた。「あの日の夢から続きを始めよう」、この日は、昨年から続いてきた。そして、これからも続いてゆく物語の第4章目。「未来へ届くように」と彼女たちは歌いかける。馳せる気持ちを加速させるように歌う3人へ、沸き立つ想いをぶつける大勢のファンたち。早くもフロアーに生まれた熱気が、今宵の物語の素敵な未来図を指し示していた。

火照った観客たちの感情をもっと騒がせようと届けたのが、最高に胸キュンでマジカルなポップチューン「らぶモン」だ。3人に「パラリルラリラ」と無邪気な笑顔で呪文をかけられるたび、心が熱く沸きだす。もう、バクバクが止まらない。弾け飛ぶ「ニンジン」に合わせ、フロアー中から飛び交う掛け声。誰もが心夢中に、彼女たちと一緒にアガり続ける。間奏では、3人の動きに合わせフロアーも左右へとモッシュする。

「黄昏アウフタクト」ではイントロのメロディを観客たちが大声でハミング。メンバー3人の姿が胸をキュっと締めつけ、心をLOVEな色に染めあげる。 3人の美しいハーモニーと、「小さな胸の内、好き、好き、好き」「俺もー!!」のやりとりから始まった「ときめきハートダッシュ!」。君のことを思うほどに膨らむ恋心。ときめくピュアな感情を3人は歌声で包み、届けてゆく。

やがて激しい演奏を背に、3人は高く掲げた拳を突き上げ「ココカラ」を雄々しく歌いだした。「遥かな未来へ歩きだすよ、何度でも」の言葉へ込めた、自分たちの胸の奥に秘めた明日へ突き進む強い意志。「コーラフロートキス」ではメンバーが歌うたびにフロアー中からコールが飛び交う。「止まらないこの想い」の歌詞通り、観客たちの作り上げる熱気が、なんて生きた熱さだったことか。

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