HKT48[ライブレポート]全45曲のパフォーマンスで元気と笑顔を届けた9周年記念特別公演「HKT48は笑顔と愛に溢れた素敵なグループ」
Pop'n'Roll 編集部
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HKT48が、11月26日(木)にHKT48劇場にて<HKT48劇場 9周年記念特別公演>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
<HKT48劇場 9周年記念特別公演>|HKT48劇場(2020年11月26日)
メンバー総出演による<9周年記念特別公演>は、初の前座からのスタート。
今年4月3日より活動を休止していた研究生の長野雅がサプライズでステージに登場し、観客の拍手に迎えられながら「ロマンスかくれんぼ」をパフォーマンス。
再び幕が上がると、チームHの公演曲「RESET」で本編をスタート。続いて、チームKIVは「制服の芽」、チームTIIは「手をつなぎながら」、研究生は「脳内パラダイス」を披露した。各チームの公演楽曲を観客の前で披露するのは、今年2月ぶりとなった。
冒頭のMCでは、長野がメンバー全員から“雅、おかえり!”と迎えられるシーンも。
チームHキャプテンの松岡菜摘が“今日は49人で楽しい想い出を作りたいと思います!”と挨拶すると、さらに大きな拍手が起こり、劇場内が温かい雰囲気に包まれた。
続いて、さまざまなユニット曲や公演楽曲、シングル曲を披露。12月1日(火)に開催される<AKB48グループ歌唱力No.1決定戦>の決勝進出を決めた秋吉優花(予選1位)、坂本愛玲菜、豊永阿紀の3名は、アカペラから始まる「青春の出口」で圧倒的な歌唱力を見せ、松岡菜摘率いるビジュアルユニット『Chou』(シュー)とチームKIVキャプテン本村碧唯率いるダンスユニット『Lit charm』(リットチャーム)は4月22日発売の「3-2」のカップリング曲を初パフォーマンス。
また、今年の<AKB48グループリクエストアワー セットリストべスト50 2020>で1位を獲得した田中美久センター曲の「ロマンティック病」も、それ以来の劇場での披露となった。
MCコーナーで坂口理子は、声援などの制限ルールを守っている観客へ“コールの変わりにみなさんが大きな拍手をくださったり、ペンライトを振ってくださったりして、(ステージまで)届いています。ありがとうございます”と感謝を伝えた。
公演終盤には、デビュー9年目を迎える1期生で「少女たちよ」を披露。
“人数は減っちゃったけど、みんなのこと大好き”と村重杏奈が号泣し、まわりのメンバーもつられて泣いてしまう一幕も。
本村は“思うようにいかない中、こうやって劇場をオープンすることができて、9周年をみなさんがお祝いしてくれて、本当に幸せだなと実感しています。10年目も11年目も、これからもHKT48らしく、私たちにしかできないことを見つけて、進んで、大きくなっていけたらいいなと思っています”と挨拶。
全員で一礼すると、温かい拍手を受けていた。
最後に田島芽瑠は、“HKT48らしさを失わず、どんな時代でも盛り上げられるような、元気と笑顔を届けられるようなグループでありたい”と話し、松岡菜摘はこの1年、自分たちの実力不足を感じたと口にしながら“HKT48は笑顔と愛に溢れていて、とっても素敵なグループで、本当にもっともっといろんな方に見てほしいメンバーがたくさんいます。10周年の1年はたくさんよい報告ができる1年にするという目標を決めさせていただきます。笑顔いっぱいの1年にして10周年を迎えられたらいいなと思います”と語ると、周りのメンバーも“頑張ろう!”と意気込んだ。
9周年を締めくくる最後の曲は「HKT48」。記念すべき10年目に向けてのパワーを感じさせるような力強いパフォーマンスで、大盛り上がりのまま9周年記念特別公演は幕を下ろした。