フィロのス[ライブレポート]進化したパフォーマンスと揺るぎない絆を魅せたオンラインライブ
Pop'n'Roll 編集部
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フィロソフィーのダンスが、本日11月19日(木)にオンラインライブ<Philosophy no Dance “World Extension”>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
同公演は、ドームクラスのライブを始め、リアル/バーチャル問わずさまざまなアーティストを手掛ける新進気鋭の演出家・渡辺大聖が全面プロデュース。
どのようなライブになるのか開演前から期待が高まる中、メンバーは、キラキラとしたアーチと、ネオン管のロゴが輝くゴージャスなバーチャルセットをバックに初っ端から「ダンス・オア・ダンス」で視聴者を全力で“躍らせる”パフォーマンスを披露。
間髪入れずに始まった「ライク・ア・ゾンビ」、そして“Why”の文字が浮遊しアンニュイな世界観が際立った「なんで?」と、瞬きもはばかられるようなライブを展開した。
続く「オプティミスティック・ラブ」では、事前に募ったファンがそれぞれの場所からリモートで参加。なかなか直接会えないご時世の中、念願の機会に“みんなの顔見ると……なんか泣いちゃう”とメンバーの奥津マリリは涙をにじませた。曲中では背景に映ったファンと一緒にダンスを踊り、ステージ上で共演。ファンとライブで一緒に踊りたい!という気持ちで準備したという同曲では、この日が初披露とは思えないほどの一体感を見せ、メンバーもファンも感無量となった。
中盤はがらっと雰囲気を変えて、ドレスに着替えてバーカウンターでのアコースティックセットに。バンドマスターの福田裕彦(Key)をはじめ、千ヶ崎学(B)、早藤寿美子(Per)というお馴染みのバンドメンバーを迎えて、日向ハルのソロ曲「いつか大人になって」や、この日のためにコーラスアレンジを加えた「シスター」など、しっとりとした歌で魅了した。
最後は再びメインステージに移動。メジャーデビュー曲「ドント・ストップ・ザ・ダンス」、インディーズ時代からの人気楽曲「ダンス・ファウンダー」と、オンラインとは思えないほどの盛り上がりを作り上げて、この日の公演は幕を閉じた。
同公演のアーカイブ視聴チケットは、引き続き販売中。フィロソフィーのダンスが提案する新たなライブの形をぜひ体験してみよう。
撮影:yusuke satou