【インタビュー前編】26時のマスカレイド、「スノウメモリー」MV秘話&パフォーマンスの新境地 26時のマスカレイド全員インタビュー前編
鶴岡 舞
Pop'n'Roll Editor(編集者)
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バリエーション豊かな楽曲とメンバーそれぞれタイプの異なる高いビジュアルを武器に、現在のアイドルシーンの中でその人気を伸ばしている26時のマスカレイド。<TIF 2017>では『メインステージ争奪LIVE』で見事に優勝を果たし、昨年の結成2周年を記念した4都市5公演の全国ツアー<ニジマス全国放流ツアー>は、すべての公演をソールドアウトさせている。そんな彼女たちの魅力の秘密と素顔に迫るため、全員インタビューを実施。前編となる今回は、新曲「スノウメモリー」のMV撮影時の秘話や「ハナイチモンメ」でのパフォーマンスなどについて和気あいあいと語ってもらった。
取材・文:永山あるみ
26時のマスカレイド【インタビュー前編】写真
曲の感じとMVの感じが思ってたのと違かった(森みはる)
――「スノウメモリー」の歌詞に出てくる主人公って、男の子ですよね?
来栖りん:
そう、男の子の目線なのかな。冬が好きな彼女のことを想っている曲。
――「スノウメモリー」のMVって、ストーリーがあると思うんです。
来栖りん:
え、そのストーリーのこと聞きたい。
――あれ、来栖さん以外亡くなっていると思うんですよ。
一同:
えぇーー(笑)‼︎
――みんなでクリスマス会をやった帰りにバスの事故に遭うんですよ。
一同:
きゃーー(笑)‼︎
江嶋綾恵梨:
怖い。怖い。
吉井美優:
え、そんな曲なの?
森みはる:
じゃあ、“雪解けよりもっと〜”のところとかは、早く成仏されますようにってこと?
――来栖さんだけ昏睡状態なんですよ。だから、MVの世界は来栖さんが見た妄想みたいな。
一同:
ひゃーー(笑)‼︎
森みはる:
待って、もう観れない。
――恐怖に陥れてますが(笑)、本当にそう思ってました。
江嶋綾恵梨:
全然違いますよ!
来栖りん:
もっとファンタジーな。みんなが楽しそうにしているのは昔の回想シーンで。
――じゃあ、時折寂しそうな表情をするのは?
江嶋綾恵梨:
もうちょっとで、みんながバラバラになっちゃうっていう寂しさ。
――深読みしすぎ?
江嶋綾恵梨&来栖りん:
しすぎ!
森みはる:
なんかあの時のバスの感じとか、ホテルの感じとか、思い出したら余計怖くなってきた……。
吉井美優:
やめてよ。
江嶋綾恵梨:
え、確かに。その日やばかった。
森みはる:
撮影が終わった後にホテルに向かう道中も真っ暗じゃなかった?
江嶋綾恵梨:
うん。
来栖りん:
でも、そういう捉え方もあるんだね。
江嶋綾恵梨:
初めて言われました。バスで死んじゃってる、やばい。
――違かった?
江嶋綾恵梨:
違いますよ(笑)!
来栖りん:
本当はメンバー愛ですよ! でも、メンバー愛だとしても、どういうファンタジーなんだろうね?
大門果琳:
自分たちでもわからない。
森みはる:
難しかったよね。曲の感じとMVの感じが思ってたのと違かった。
吉井美優:
わかる。
来栖りん:
たぶん曲自体は恋愛の曲だよね。
森みはる:
歌詞でわかりやすいもんね。
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