【インタビュー前編】26時のマスカレイド、「スノウメモリー」MV秘話＆パフォーマンスの新境地26時のマスカレイド全員インタビュー前編

いつも非常口のマークを見てます（大門果琳）

――ライブでもそれまで明るい曲をやっていても「スノウメモリー」になると、スッと楽曲の世界観に入りますよね。

森みはる：
プロなんでね。

江嶋綾恵梨：
イントロ流れたらね。

森みはる：
でも、ヲタクも静かになるよね。

来栖りん：
本当にいい子だよねー！

江嶋綾恵梨：
“うぉー！”とかも言わないから、それもあるかも。

大門果琳：
いい人。

――今回びっくりしたのが、パートがそれぞれの声質に合っていること。特に落ちサビの森さんがすごく素敵だと思います。

森みはる：
やったね！　落ちサビとか周りの音が少ない部分は普段歌わないので、コールで歌唱力をカバーしてほしかったんです。だから、このパートをもらってびっくりしちゃって。初めてライブでやった時に悲しくなった。“なんか言って、なんか言って”みたいな。

――あと吉井さん、ファルセットめちゃめちゃウマくなってません？

吉井美優：
もともとそういう声なんですよ。

森みはる：
もともとウマいんだよって言うのかと思った（笑）。

吉井美優：
違うよ！　もともとそういう声が得意で、逆にほかがダメなんですけど。ニジマスの曲と自分の声の質がなかなか合わなくて。「スノウメモリー」でやっと自分が出しやすい音域のパートをいただいて、だからだと思います。

――歌い方も変わりましたよね、声量とか。

来栖りん：
声量すごい！

吉井美優：
ありがたいです。高い方が自分の中で出やすいからですかね。なので、高いパートが欲しいです。

――来栖さんも歌い方が変わったなって思ってて。曲の世界観にパッて入りますよね。

来栖りん：
（照れながら小声で）そうですかね、ありがとうございます。

――「ハナイチモンメ」の始まりとかも、実際に“はないちもんめ”をやるじゃないですか。シュールなので“絶対笑うだろ”って思ってますが、笑わないですもんね。来栖さんは下を向いてますけど（笑）。

来栖りん：
メンバーの顔見ると笑っちゃうんですよ（笑）。間奏は最近顔見るんですけど、よしちゃん（吉井美優）が顔見てくれなくて！　だから必然的にえじ（江嶋綾恵梨）の方見ちゃうんですよ。

吉井美優：
あそこ、顔合わせなくない？　あ、最初はえじと目合う！

森みはる：
えじが見てきてんだ（笑）。みはるも途中のところ、えじと目合うもん。

吉井美優：
美優も最初のところ、えじと目合う。

森みはる：
えじしか目合わん。

江嶋綾恵梨：
……私が見てるんだ（笑）。

――大門さん、「ハナイチモンメ」の最初のセリフ調みたいな部分はすごくハマりますよね。

大門果琳：
でも、私もどこ見たらいいかわからないです。いつも非常口のマークを見てます（笑）。恥ずかしいじゃないですか、目が合ったら絶対。

森みはる：
そりゃ見るでしょ、大ちゃんが真ん中で歌ってんだから！

――歌い出しは江嶋さんですよね。緊張しないですか？

江嶋綾恵梨：
します、します。でも、「ゼンキンセン」の最初の方が緊張します。“みんな喋らないで！”ってなります（笑）。聴こえないんですよ、最初の音が！

森みはる：
「ゼンキンセン」、「スノウメモリー」の冬曲は、2つともの歌い出し担当だもんね。

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