綾瀬はるか、サイコパスな殺人鬼と魂が入れ替わった刑事役に挑戦! 『天国と地獄 ~サイコな2人~』主演決定
Pop'n'Roll 編集部
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綾瀬はるかが、2021年1月期のTBS日曜劇場(毎週日曜21時)『天国と地獄 ~サイコな2人~』の主演を務めることが発表された。
本作で綾瀬が演じるのは、警視庁捜査一課の刑事・望月彩子(もちづき・あやこ)。これまでさまざまな役を演じてきた綾瀬が今回、初となる刑事役に挑戦。また、TBS日曜劇場での主演も本作が初となる。
彩子は、努力家で正義感が強く、気が強く、それに加えて上昇志向も強い、慌てん坊な35歳。物ごとを“〜すべき”“〜であるべき”と考える“べき論”タイプ。故に、その物言いや性格は上司や周囲の人たちには煙たがられている。とにかく融通が利かず一直線で、頑張りすぎて失敗も多い存在。
自分を馬鹿にする周囲に一矢報いるためには、大手柄を上げて、目にものを見せるしかない。“必ず、絶対、100%、手柄立ててやる”。そう意気込んでいたある日、独自の捜査でかき集めた証拠を手に、ある殺人事件の容疑者となる男を、自らの手で逮捕する大チャンスが到来。しかし、そんな矢先に彩子は、不運にもその男と魂が入れ替わってしまう。
そんな彩子と魂が入れ替わるサイコパスな殺人鬼・日高陽斗(ひだか・はると)を演じるのは、高橋一生。『凪のお暇』(2019年)以来のTBSドラマ出演、そして本作が日曜劇場初出演となる。高橋が演じる日高は、表向きは化学畑の研究者であり、若くしてベンチャーを立ち上げた、やり手の経営者。頭の良い人間にありがちな“上から目線”などまったくない超スマートな好人物だ。しかしそんな日高の本当の姿は、その類いまれなる頭脳と知識を駆使したサイコパスな殺人鬼。
“善と悪”そして“女と男”。まったく正反対の2人が入れ替わった姿を、綾瀬と高橋がどのように演じるのか、注目していただきたい。
そして、彩子の家に居候中の、のんびり屋なフリーター・渡辺陸(わたなべ・りく)を演じるのは、『天皇の料理番』(2015年)以来の日曜劇場出演となる柄本佑。陸は家賃、光熱費、食費などは一切払わず、家事だけを担当する、彩子の完全なヒモ状態の男。それでも普段から敵の多い彩子にとっては、唯一の心の拠りどころにもなっている。彩子の生活の1番近くにいるものの、自然体すぎて正直まったく頼りにはできない存在の彼だが、果たして、中身が男性になってしまった彩子の変化に気づくことができるのか。
さらに、彩子の先輩であり天敵とも言える刑事・河原三雄(かわはら・みつお)を演じるのは、『ATARU』(2012年)以来の日曜劇場出演となる北村一輝。河原は刑事としての能力は高く、結果も出すが、そのためのやり方は何でもありという危険な匂いの漂う人物。しかし、その裏では上の人間の弱みを握っているとも、便宜を図っているとも囁かれており、正義感の強い彩子はそのやり口を認めることができない。彩子にとってはまさに目の敵だ。そんな河原は、日高と入れ替わり、外見が殺人事件の容疑者となってしまった彩子を、その独特な嗅覚で幾度となく追い詰めていく。
脚本は、『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)、『白夜行』(2006年)、『JIN-仁-』(2009年、2011年)、『天皇の料理番』(2015年)、『義母と娘のブルース』(2018年)など、数々のヒットドラマを手掛けてきた森下佳子によるオリジナルストーリー。
立場や性別はもちろん、言葉づかい、立ち振る舞いはおろか、24時間365日その生活様式すべてが逆転し、一瞬の判断ミスも許されない緊張感あふれる日々が、入れ替わった2人を待ち受ける。そして、2人の魂が入れ替わった先には、互いの価値観を根底から揺るがす、予想もしない真実と“究極の愛”が待っていた。
日曜劇場『天国と地獄 ~サイコな2人~』は、2021年1月放送開始。
コメント
綾瀬はるか:
はじめての刑事役、そして高橋一生さん演じる殺人鬼と魂が入れかわり、2つの人間を演じることも、とても楽しみにしています。
スリリングでコミカルなところもあるエンタテインメント作品です。
視聴者のみなさまに毎週放送が待ち遠しくなるような面白いテレビドラマをお届けできるように頑張ります。
高橋一生:
久しぶりに森下さんの脚本作品です。
プロデューサー、演出陣、スタッフの方々もいつかご一緒した方々が多く、今回作品作りに参加させていただけることが楽しみでなりません。
喜劇としての側面も多分にありますが、タイトルにある対比のように、その真逆の悲劇性も内包する作品だと思っています。
サイコーの入れ替わりにするべく、まずはお肌から気をつけていきたいと思います。
柄本佑:
『天皇の料理番』以来で日曜劇場に参加させていただきます。今回は自由すぎる同居人という……『料理番』の時は不自由すぎる男だったような気が……。自分自身は生真面目な男だと思っているのですが……。
のらりくらりとした男を頑張ります。生真面目な男より。
北村一輝:
愛があり、笑いあり、緊張感、サスペンスもある。
俳優、スタッフに於いても
やりがいのある作品で難しい作品でもあると思います。
ひとつずつのシーンに魂を込めることで
素晴らしい世界観になるよう精一杯務めていきたいと思います。
編成・プロデュース 渡瀬暁彦:
“女刑事と殺人鬼の男が入れ替わったら”。一言で言うと、そんなドラマです。
女と男、善と悪が入れ替わり、まさに“天国と地獄”が入れ替わります。
もし、鏡に映る姿が自分じゃなかったら? 目の前に、自分の姿をした別人が現れたら?
もし、入れ替わったことで相手の気持ちがわかったら? 相手のことを知り過ぎてしまったら?
人の心はどうなるのでしょうか? 心を奪われてしまう可能性もあるのでしょうかーー?
この時代だからこそ、視聴者のみなさまにワクワクドキドキするようなドラマを愉しんでいただきたい。
そんな想いでキャスト・スタッフ一同、精一杯頑張ります。