NMB48、日本の劇場文化 復活祈願祭 船上式典に登場「大阪をはじめ日本全国に元気を発信できるようこれからも頑張っていきます」

NMB48、日本の劇場文化 復活祈願祭 船上式典に登場「大阪をはじめ日本全国に元気を発信できるようこれからも頑張っていきます」

Pop'n'Roll 編集部

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2020.11.03
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NMB48の白間美瑠、原かれん、新澤菜央が、本日11月3日(火・祝)にとんぼりリバーウォークイベントエリアにて開催された<日本の劇場文化 復活祈願祭 船上式典>に登場した。

<日本の劇場文化 復活祈願祭 船上式典>|とんぼりリバーウォークイベントエリア(2020年11月3日)

「新型コロナウイルスによるライブ・エンタテインメント業界への影響」(「ぴあ総研調査」、2020年5月末現在)によると、今年は、昨年の年間市場規模推計約9,000億円の約77%、合計6,900億円のエンタメ市場消失が見込まれている。

表舞台に立つ役者、歌手などだけではなく、照明や舞台道具など裏方の技術者も大きなダメージを受け、とりわけ伝統芸能においては、受け継いできた日本人の技術・精神性までも失われる危機に面しているという。

今回、“コロナ禍で大きな打撃を受けた経済の再生が急がれる中、Withコロナ時代の今、十分な感染防止を図りつつ、一刻も早く劇場に賑わいを取り戻す”という、市川海老蔵の想いと志を同じくする関西の伝統芸能、舞台芸能役者が劇場文化復活プロモーションを実施。

大阪の文化と元気を象徴する大阪ミナミ・道頓堀を舞台に、日本の劇場文化の復活を祈願するとともに、大阪の元気を日本、世界へ向けて発信した。

なお、<日本の劇場文化 復活祈願祭>は、本日11時より記者会見、13時より船上式典を行なった。

<日本の劇場文化 復活祈願祭>(2020年11月3日)

コメント

※挨拶順

市川海老蔵(歌舞伎俳優):
現在、コロナ禍の中で、劇場に携わっている方々や多くの人が大変な思いで日々を生活していると思いますし、劇場に足を運んでくださるお客さまが少なくなっている状況ですので、今回の企画を発足させていただいた次第です。

大阪万博が開催予定の2025年は道頓堀に劇場ができて400年目になります。少しでも大阪の伝統文化が、さらに豊かにまた大阪のみなさまが伝統文化を楽しんでいただけるよう、今日このようなことを発表いたしました。

この日本の劇場文化復活祭を皮切りに今後の大阪の劇場文化、そしてさまざまな伝統文化、エンタテインメントの発展並びにさらなる大阪の発展を切に願っております。

大槻文藏(能楽シテ方観世流/人間国宝):
劇場には活力・元気・夢が詰まっていますので、劇場に足をお運びいただいてこれらをお持ち帰りいただき、コロナをも打ち消していただければと思います。大阪にはたくさんの劇場がございますので、みなさまぜひ劇場に足をお運びいただき、活力をお持ち帰りくださいませ。本日はありがとうございました。

桐竹勘十郎(人形浄瑠璃文学座・人形 三代):
今日は素晴らしい秋晴れに恵まれました。

市川海老蔵さんのお声がけによりまして、この大阪で劇場文化を祈念する復活祭を催させていただき本当にありがたいことです。

人形瑠璃文楽は先日10ヵ月ぶりにようやく初日の幕を開けました。

リモートでご覧いただく形も増えてきましたが、やはり舞台芸術というのは生で観るのが1番だと思いますし、感染対策は十分にしておりますので、みなさまの心の落ち着きが戻りましたら、劇場にお越しください。

山村友五郎(日本舞踊・上方舞 山村流六代目宗家家元 三代目):
このような機会を設けていただき感謝申し上げます。

立ち方だけでは劇場は成立しません。劇場スタッフに衣裳、小道具、かつらなどの諸々のスタッフもですが、みなさまのお力添えがなによりも必要でございます。ぜひともみなさまが足をお運びいただけること、心よりお待ち申し上げております。

桂福團治(上方落語界):
今はコロナの影響で劇場に足をお運びいただける方が少ないのが現状です。

臨場感があり、空気がまたすばらしい劇場を私たちで作り上げていきたいと思いますし、みなさまにもご協力いただき、上方落語をどんどん盛り上げていきたいと思います。本日はたくさんのみなさまにお集まりいただき本当にありがとうございました。

桂米團治(上方落語界):
本日は能楽師から噺家にいたるまで序列なしで集まることができました。

大阪の発信の弱さがある中で、東京の市川海老蔵さんにお声がけいただいて、大きな感謝をお礼申し上げたいと思います。

市川右團次(歌舞伎界):
復活祈願祭に多くのみなさまにお集まりいただきまして厚く御礼申し上げます。

かつては各劇場が軒を連ねていたものでしたが、現在はコロナ禍で劇場文化が少しずつ減っているような状況ですので、この復活祈願祭をもちまして、さらなるご発展を遂げるように、そして大阪発で芸術文化が発信できるように、この祈願祭に参加させていただいたこと心より感謝しております。

白間美瑠(NMB48):
大阪難波の劇場を拠点として10年間活動してきました。お世話になっているこの劇場で大阪をはじめ日本全国に元気を発信できるようこれからも頑張っていきます。よろしくお願いいたします。

アルミカン(漫才師 松竹芸能所属):
松竹芸能は心斎橋角座という劇場で漫才や寄席を行なっております。

少しずつお客さんも戻ってきてはいますが、もっと盛り上がっていけるよう私たち若手芸人が頑張っていきますので、みなさま応援よろしくお願いいたします。

桐生麻耶(OSK日本歌劇団):
このような機会をいただきありがとうございます。

1日も早くこの状況禍が収束し、ただただ純粋に舞台と向き合える日を待ちわびていますし、日本の文化をはじめ、私たちOSK歌劇団を盛り上げていきますので、見守っていただければと思います。本日はありがとうございました。

市川ぼたん(日本舞踊):
みなさまこんにちは。4代目市川ぼたんでございます。
これからもよろしくお願いいたします。

堀越勸玄(歌舞伎俳優):
みなさまこんにちは。堀越勘玄でございます。

今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

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