二丁目の魁カミングアウト、TERASHIMA KAWAII FESTIVAL vol.1レポート|可愛さと気合と愛が溢れたスペシャルなステージ 二丁目の魁カミングアウト<TERASHIMA KAWAII FESTIVAL vol.1>ライブレポート
Pop'n'Roll 編集部
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寺嶋由芙の初となる主催フェス<TERASHIMA KAWAII FESTIVAL vol.1>が、2018年12月21日に新宿ReNYで開催された。“可愛い人たち、好きな人たちを集めました!”という寺嶋の言葉どおり、選りすぐりの可愛いメンバーやグループが勢ぞろい。本記事では、4番目に登場した二丁目の魁カミングアウトのレポートをお届けする。
二丁目の魁カミングアウト <TERASHIMA KAWAII FESTIVAL vol.1>(新宿ReNY/2018年12月21日)
ステージ上に登場した瞬間から気合がみなぎる二丁目の魁カミングアウト。“みんなで歌って踊って可愛く楽しんでいくよー!”という掛け声に呼応するかのように、一気に観客のボルテージも急上昇。そこに、ぺいにゃむにゃむの煽りが加わり、会場を熱狂の渦へと導いていく。
“ゲイアイドル”という、これまでのアイドルグループの概念からは一味も二味も違う二丁目の魁カミングアウト。どこまでもストイックにパフォーマンスをくり広げるその姿は、観る者たちの心を打つ。
4曲目に披露した「病める時も 健やかなる時も」の“この地球では皆同時には 幸せになれないことを知った ならせめてこの瞳に写る 人たちだけは 君たちだけは”という歌詞のように、その日、その瞬間のパフォーマンスを、それこそ命がけで行っている気迫が、こちらまでありありと伝わってくる。
“私たちの次に可愛い由芙ちゃんをここで呼びましょう!”という呼びかけで登場した寺嶋は、“真面目にゲイアイドル! 二丁目の寺嶋由芙です!”と自己紹介。このサプライズには、会場中が笑いに包まれた。
寺嶋を中心に囲んでからスタートした「シワの数だけ被GAY妄想」では、途中、寺嶋が白鳥白鳥の上で腹筋をするなどの演出も。
二丁目の魁カミングアウトメンバーとして堂々としたパフォーマンスを披露した寺嶋の姿に、ミキティー本物は“可愛かったよ~!”と大絶賛。この日しか見られないパフォーマンスが満載の、スペシャルなステージとなった。
取材・文:永山あるみ