26時のマスカレイド[TIFオンライン2020ライブレポート]ニジマスの魅力を詰め込んだ2年連続大トリの真骨頂「来年もお願いします!」(10/4 SMILE GARDEN 19:50-) 26時のマスカレイド<TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020>ライブレポート
Pop'n'Roll 編集部
Pop'n'Roll 編集部
-
ポスト
-
シェア
-
ブックマーク
世界最大のオンラインアイドルフェス<TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020>が、2020年10月2日(金)〜10月4日(日)に開催されている。今回、史上初の全編オンライン開催となった<TIF>。出演アイドルたちは、画面の向こうのファンに向けて、さまざまなステージで熱いパフォーマンスを披露している。本記事では、その中から10月4日のSMILE GARDENに登場した26時のマスカレイドのライブレポートをお届けしよう。
26時のマスカレイド<TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020>|10/4 SMILE GARDEN(19:50-)
<TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020>、<TIF>の名物ステージ・SMILE GARDENの締めくくりには、CMナレーションを務めた26時のマスカレイドが満を持して登場。
1曲目は元気よく「チャプチャパ!」で開幕し、リーダー・江嶋綾恵梨が“SMILE GARDEN! ラスト、一緒に楽しんでいきましょー!”とアジテーション。一気に配信を観ているファンたちのテンションを高めていく。
今回の<TIF>では新体制初お披露目となる衣装も含め、華やかな衣装チェンジをくり広げていた彼女たちだが、ラストステージではこの5人でのオリジナルとなる、可愛いらしいレースが特徴的な純白ワンピース。さまざまな衣装があり、それを巧みに着こなすのも彼女たちのアドバンテージだ。耳だけではだけでなく、目でも楽しむことができるライブ構成はメンバーを支えるニジマスチームの結束力を伺わせるものであった。
爽やかなサマーチューンから雰囲気を一変し、エモの名曲「ゼンキンセン」へ。壮大なナンバーを夜空に放っていく。歌唱力に揺るぎない自信を感じるステージングが頼もしい。また、その楽曲に入り込む表現力の高さも観ていて気持ちがいいほどだ。
“SMILE GARDENの大トリを観てくださっているみなさん!”という入りで、来栖りんが挨拶をし、1人ずつ自己紹介。昨年に続き、2年連続SMILE GARDENの大トリを任せられたことについて、来栖が“嬉しいね”、江嶋が“こんな大役を任せていただけてニヤニヤしちゃいますね”と続く中、ムードメーカー・森みはるはすかさず“来年もお願いします……”とちゃっかりオーダーする場面も。
“新メンバーの果蓮を迎えて、この5人体制でこのステージに立てることがホントに嬉しく思います”と江嶋が語る途中、カメラに向かって堂々とピースをくり出す中村果蓮。彼女のお茶目な一面にノックアウトされたファンも多いのではないだろうか。
“今年の夏はこの曲があったから、きっと私たちはやってこれたんじゃないかなと思います”と、例年とは異なるコロナ禍での夏をともに駆け抜けた「君は青のままで」を届けたあとは、江嶋綾恵梨が“<TIF>はやっぱりこの曲ですよね、夏の主役はニジマスだー!”とお決まりのセリフを放ち、「ハートサングラス」。歌詞を飛ばしてしまうというハプニングもご愛嬌。考えを変えれば、これは彼女たちが生歌でステージを届けている証拠だ。
最後は、“私たちから感謝の気持ちを込めて「心から」歌います!”とハートウォーミングなミディアムナンバー「心から」でフィニッシュ。最後はなぜだか振りが合わず……グダグダになりそうな危機的な状況を“来年やり直そ! だから来年もお願いします!”と天真爛漫な“ニジマスらしさ”で無事に(?)リカバリー。
<TIFオンライン2020>開催前にPop'n'Rollで実施した対談インタビューにて、江嶋が“ニジマスはいろいろな楽曲があるので、それをウマいこと組み合わせて、全部のステージで「プチワンマン」っぽく流れを作ってやれたらいいなと思ってます”と語っていたように、魅せる曲は全力で魅せ、楽しむ曲は全力で楽しむ。ニジマスの魅力をふんだんに詰め込んだ、2年連続となる<TIF>SMILE GARDENの大トリにふさわしいステージングであった。