みのりほのか、2019年版へアップデート完了!「みんなはチームの一員だからね」
Pop'n'Roll 編集部
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みのりほのかが、12月26日(水)秋葉原CLUB GOODMANにて<MINORI HONOKA UPDATE 2019 ONE MAN LIVE>と題したワンマン公演を開催した。オフィシャルレポートが到着したのでお届けする。
2018年は、アルバム『銀河ドロップ』とピンクレディーの公式カバー曲「UFO」をシングル発売。他にも、『勇者ああああ~ゲーム知識ゼロでもなんとなく見られるゲーム番組~』9月度エンディングテーマへ「宇宙人だ」が起用され、9月にはホームグラウンドである渋谷DESEOでワンマン公演も実施。とても"みのり有る"一年間を過ごしてきたみのりほのか。2019年に向けたセルフ・アップデートに必要なのは応援してくれるファンたちの熱狂エナジーということで、今回のワンマンにも多くの人間が集まった。
「宇宙人だ」に合わせ会場中にこだました、「宇宙人だっ!!」と叫ぶ声。みのりほのかの顔とも言える楽曲に合わせ、フロアーは最初から熱く沸き上がる。騒ぐ観客たちを前に、みのりほのかは何時もの可愛い笑顔を浮かべ、熱狂の様をさりげなくコントロール。早くも我々は彼女のサイキックなパワーに操られていたようだっだっだっだっだっだっだっ!!
弾む心をエンジンに宇宙空間をドライブするよう、みのりほのかは「コズミックガール」をプレゼント。「コズミックガールはナイショだぞ」など、会場中の人たちが彼女と一緒に歌をかけあう場面もこの歌ではお馴染みの風景だ。
「もしかしてエスパー」に導かれ、沸く観客たち。舞台上のみのりほのかは、エスパーとして隠し持った様々な能力を発揮。不思議な歌の力で気持ちが沸騰するくらいに沸き上がる。「あなたのことだけを守ってあげたいの」「俺もー!!」のやり取りが飛び出せば、間奏では、得意のサイコキネシスでスプーン曲げを披露。あの様を見たら、沸かずにいられますか。終盤にはフロアーにサークルも誕生。誰もが、彼女の持つ超絶なパワーに笑顔で操られていた。
胸をドキドキ弾ませるロックンロール×テクノナンバー「昨日のみのりに言ってくれ」に乗せ、モンキーダンスに興じる姿もチャーミング。時計の針を模倣したみのりほのかの腕の指し示す動きに合わせ「チクタクチクタク」と叫ぶ観客たち。序盤から、嬉しいくらいの盛り上がりだ。
「みんなで宇宙旅行を楽しんでいきたいと思います。エルオーブイイーですか?」、そんな思わせぶりな振りに続いて披露したのが、キュートなホラーテクノナンバー「チュパカブラ」。ライブでは初披露という理由もあるのか、一部歌詞が飛んでしまうのもご愛嬌。 みのりほのかはUMA(未確認動物)チュパカブラのような振り真似をしながら、妖しくせまりだす。この歌も、みのりほのかのライブの中、コール飛び交う一体化ナンバーに成長しそうだ。
胸を弾ませる甘いポップチューン「恋してタイムマシン」に振れたとたん、心の中に色鮮やかな花が次々と咲きだした。会場中の人たちのハートを、みのりほのかはロマンチックな気分に染めあげる。「タイムマシンがもしもあったら」、このままずっと時を止めて甘い気分に浸っていたい。
アコギの音色に揺られながら、囁くように届けたのが「星の光は何年前」。アコギの音と重ねるように、彼女は甘い歌声をフロアー中に染み渡らせる。ほのかな気分に浸れる楽曲も、みのりほのかの持つ多彩な魅力の中の一要素。会場中の人たちが心地好く身体を揺らし、彼女へ導かれるままに一緒に歌を口ずさんでいた。
エスニックなリズムと旋律が、この空間を遥か彼方のインドへトラベラー。ラスタァ神と化したみのりほのかが届けたのが、心を嬉しく惑わす音の香辛料満載な「ほのカレー」。民族的なみのりほのかの踊りにも釘付けだ。
「今日はみのりのワンマン。今日がお祝いの本番なのに、なんで昨日(12月25日)は知らないおじさんの誕生日を祝っているのか不思議で。今日は、みのりのために集まってくれたみなさんにプレゼントをあげたいと思います」と言いながら、彼女が用意したのは「月の土地」。それをあげるためにと、勝ち残りジャンケン大会を実施。まさかのとんでもないプレゼントを用意。ラスタァ星人、あなどれない……。
フロアー中の人たちもみのケルほのソン(みのりほのか+マイケル・ジャクソン)と化し、軽快にダンス&バンプ。
中盤を彩ったのは、みのりほのか流チップチューンに様変えたピンクレディーの公式カバー曲「UFO」。歌に合わせ「エルオーブイイーラブリーほのかー」の声が飛び交う様や、「地球の男に飽きたところよ」「俺もー!!」のやり取りなど、ライブ経験を重ねるごとに楽曲が一体化した熱狂を描き出すバージョンへ進化してゆく様が素敵じゃない。信じられないことでしょうけれど、嘘じゃないの、ほんとのこと…ですから。
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