泡恋、冨吉明日香(元HKT48)プロデュースのアイドルがライブデビュー! 夢に向かう気持ちや女の子の淡い恋心を体現
Pop'n'Roll 編集部
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元HKT48の冨吉明日香がプロデュースするアイドルグループ・泡恋が、8月30日(日)に無観客オンラインライブ、無観客イベントライブ、ワンマン公演(配信も含む)の3公演を行ないライブデビューを果たした。
泡恋<デビューライブ>(2020年8月30日)
取材・文:長澤智典
撮影:立松尚積
櫻井むむ、河西りせ、吉川あみ、双葉ゆめの4人による泡恋は、ライブ配信アプリ『17LIVE(イチナナ)』にてオーディションを開催し、元HKT48の冨吉明日香と、なんキニ!やChöu Chöu.を手がけるHOT DOCKがタッグを組み、リスナーたちからの高い支持を受け選ばれた4人の女の子をプロデュースして誕生したアイドルグループ。
なお、グループの正式名称は、“あの日、あの綺麗な雲の下で僕等は出会った みんなと楽しそうに話すきみが 僕には少し儚げに見えたのはなぜだろう 目を離すと消えてしまいそうな きみは泡に似ている この気持ちが恋だと僕はきっと ずっと前から気づいていた 。”となっている。
8月30日のデビューライブでは制限された人数とはいえ、ワンマン公演のチケットが完売。この日の公演には、プロデューサーの冨吉明日香もMCで参加した。
泡恋のメンバーは平均身長が150cm。アイドルの理想である“可愛い姿”をそのまま体現しているのがポイントの1つ。また楽曲面では、夢に向かう気持ちや、女の子の淡い恋心をサウンドや歌詞に投影していくことが多い。“一歩間違えば悲しみに落ちてしまうのをわかっているのに、それでもキラキラした輝きに手を伸ばしたくなる”恋心や、片思いしている時に覚える、“ときめきが止まらないのに不安のあまり少し心がすくんでしまう、あの儚さを秘めた楽しさ”を届けている。
この日のライブでも、彼女たちは“青春”、“片思いのときめき”を楽曲やステージングを通して伝えていた。今回、オリジナル曲たちに込めた想いをメンバーに語ってもらった。
双葉ゆめ:
「シンデレラ」は、一目惚れという魔法にかかった瞬間の女の子の気持ちを歌にしています。それは、まるでシンデレラが王子様に恋をした時の“ときめいた気持ち”のよう。歌う時も、舞踏会でスカートの裾を持ってくるくる回りながら王子さまと踊るように、恋した女の子の愛らしい気持ちを歌声や振りに現しています。楽曲はノリがよい盛り上がり系だから、ライブの時はみんなと一緒に弾けたいです。
河西りせ:
「こころね、ビードロ」は、片思いをしている女の子が勇気を出して告白するまでの物語を歌にしています。この歌詞の面白さが、女の子の恋心を、脆く儚く美しいビードロに例えているところ。歌ってても、甘酸っぱくて切ない恋心を感じちゃいます。
双葉ゆめ:
「こころね、ビードロ」の落ちサビを私が歌ってるんですけど、片思いしている時の心の葛藤を歌声に乗せて表現しているので、胸がギュッと痛くなるような気持ちも、私たちと一緒に感じてください。心が痛いのに、めっちゃ好きという気持ちがどんどん高まっていく振り付けもライブの見どころです。
吉川あみ:
「野良猫」は、田舎で平凡な毎日を過ごしていた女の子が“生まれ変わろう”、“都会で野良猫のように生きていこう”と上京する歌です。都会暮らしで気持ちや生活も変わっていく中での想いを、青春の日々を描くように歌にしています。
櫻井むむ:
「野良猫」の中で、私たちが猫の手をしてニャンニャン歌い踊る姿が可愛いので、みなさんもライブで一緒に真似してください。
なお、冨吉明日香プロデューサーは、“売れると思ってる人しかメンバーにいない”と語っている。
泡恋は、9月から積極的にライブ活動を行ない、ライブ配信も並行して続けていく。