©2021「ザ・ファブル 第二章」製作委員会

平手友梨奈、岡田准一主演映画『ザ・ファブル 第二章』出演決定! 心を閉ざした訳あり少女を演じる

Pop'n'Roll 編集部

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2020.08.19
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平手友梨奈が、映画『ザ・ファブル 第二章』に出演する。

岡田准一主演で、2019年6月21日に全国公開された映画『ザ・ファブル』。

“今1番面白いマンガ”と称され、累計750万部の人気を誇る原作コミック『ザ・ファブル』(講談社ヤンマガKC刊)を映画化した本作は、世界基準アクション、ハッピーな笑い、そして超豪華キャスト共演が大きな反響を呼び、大ヒットを記録。

累計130万人以上を動員し、同週末の映画ランキングにて邦画No.1に輝いた。

土屋太鳳、岡野昭二(ポルノグラフティ)、北村匠海をはじめとする各界著名人からも絶賛された本作は、20代〜40代を中心に幅広い層の男女から圧倒的な支持を得て、“日本映画でここまでのアクションを観たのは初めてだ”、“普通に生きようと必死なのにかなりズレてるファブルに爆笑必至!”という声が相次ぎ、SNS上では“やみつきファブル”というワードが生まれるほどの旋風を巻き起こした。

そして今回、劇場公開時の満足度調査で“96.5%”が“続編に期待”(『ザ・ファブル』鑑賞者アンケートより(実施期間:2019年6月21日〜7月7日 (株)バルク調べ)と回答した要望に応え、『ザ・ファブル』がシリーズ化、新作製作が決定した。仮タイトルは“ザ・ファブル 第二章”で、副題を含めた正式タイトルは“現在絶賛開発中”だ。

殺しを禁じられて一般人として普通に生きる伝説の殺し屋・ファブル(偽名:アキラ)役に岡田准一、ファブルの妹として一般社会に潜入する相棒のヨウコ役に木村文乃が決定。

またファブルを幼い頃からプロの殺し屋に育て上げた絶対的なボス役に佐藤浩市。アキラが初めてのバイトを始めるデザイン会社社⻑・田高田役に佐藤二朗。

バイト仲間で親の借金返済のために働くミサキ役に山本美月。裏社会の組織でファブルの世話人を請け負う真黑カンパニー社⻑・海老原役に安田顕。海老原の部下でファブルに憧れて“兄さん”と慕うクロ役に井之脇海が発表されている。

さらに、ファブルの標的になりながらも、唯一逃げ切った男・宇津帆を堤真一が演じる。表向きはNPO団体「子供たちを危険から守る会」の代表だが裏の顔を持ち、前作の敵たちをはるかに上回る最恐の男としてファブルの前に立ちはだかる。

過去のある事件をきっかけに心を閉ざした訳アリな新ヒロイン・ヒナコには、初主演作『響-HIBIKI-』で第31回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞新人賞を受賞し、『さんかく窓の外側は夜』への出演も発表され音楽シーンだけでなく、女優として躍進中の平手友梨奈。

宇津帆の右腕となる凄腕の殺し屋・鈴木役には、ドラマ『テセウスの船』ほか毎作品で強烈な印象を残す安藤政信が決定した。

なお今作では、制御不能となり猛スピードで暴走する車を相手に、岡田自ら生身の身体で危険なアクションに挑む、敵と戦いながらマンション中を縦横無尽に駆け巡る、ハイスピードカメラやワイヤーカムなど最新撮影技術も駆使するなど、前作以上のアクションシーンが観られるという。

コメント

岡田准一(アキラ・ファブル役):
江口監督をはじめスタッフみんなでチャレンジ!を合言葉に一種の狂気を帯びた現場になったと思います。

僕だけではなくカメラマンさんやスタッフも吊られ、これは行けるか? 無理か?など手探りで撮影したのもいい思い出です。

現代物の日本エンタメアクションの枠を広げる良い映像が撮れていると思います。

今回アキラと対峙する宇津帆役を、キャリアの節目になる作品でご一緒させていただいてきた堤真一さんにご出演いただけたことにご縁を感じ嬉しく思っています。

早く完成した新作を観ていただきたい!

原作ファンも映画ファンも期待してお待ちいただけると嬉しいです。

木村文乃(ヨウコ役):
シリーズ化の話を聞いた時は、わくわくしたのを覚えてます。

いざ脚本を読んだら、アクションが本当に大変そうだなと思いました。しかも今回は私のアクションシーンも満載なので、岡田さんにもアドバイスいただきながら、どうやったらヨウコらしくセクシーなアクションになるかを考え、練習しました。

今回のファブルは岡田さんのアクションセンスなくして作り上げられないものだと思います!

大変な状況下ではあったのですが、江口監督・スタッフの方々とこだわり抜いて作り上げました。

これはもう超大作の予感しかないです!

堤真一(宇津帆役):
ここまで振り切った悪党の役をやったことはなかったので、これは自分にとって大きな挑戦になると思いました。

宇津帆という人物は善良な表の顔と凶悪な裏の顔を持つキャラクターです。犯罪者の中には、自己正当化がウマいというか、自分の歪んだ正義感を疑わない人がいるように感じていたので、今回は、両極端に表と裏の違いを見せるような考え方ではなく、表の顔も裏の顔も両方とも自分にとっての正義だと思っている。そいつが世の中に普通に存在していることが1番怖いと考えて、この役を演じました。

これまでも岡田君とは何度か共演しています。今回もそうですが、共演の度に岡田君のおかげでいろいろな役に出会わせてもらってる気がします。

平手友梨奈(ヒナコ役):
オファーをいただいた時は、大ヒットした作品のシリーズ化ということと、そして今作のヒロインということで不安とプレッシャーがすごくありました。

また、佐羽ヒナコという役に対しても、なぜ私なんだろうとビックリしたのを覚えています。

前作を観たり、原作を読んだり、台本を読んでいくなかでヒナコというキャラクターを丁寧に届けたいと思ったこと、そして私自身もヒナコを応援したい気持ちになったのでやらせていただきました。

ヒナコを演じてみて、今でも私で大丈夫だったかなという不安はまだありますが、出演されているみなさん、監督、スタッフのみなさんも、いい作品にしようという想いを強く感じたので私なりのヒナコを精一杯表現したつもりです。

前作とはまた違った魅力があると思うので、みなさんに届く作品になることを願っています。

安藤政信(鈴木役):
オファーを受けた時、『ザ・ファブル』という映画の存在は知っていてすごく気になってはいたけど、自分の目で観たことがありませんでした。

クランクインする前に前作を観て気持ちが引きずられるのが嫌だったので、撮影が始まって1ヵ月後ぐらいに観ました。

江口監督は役者1人ひとりをしっかり演出できる監督だと思いました。

初めて江口監督に出会って、江口監督と芝居のセッションが本当に楽しかったです。

特に同じシーンの多かった岡田さん、木村さん、堤さん、平手さんという素晴らしい役者さんと出会えてとても楽しかったです。 みなさんのエネルギーがこの作品に残るといいなと思います。

江口カン監督:
岡田准一氏とともに目指したものは“前作を遥かに超える今までにないアクション映画”。

岡田氏は前回同様ほとんどのアクションを自ら演じるのみならず、共演者のアクションも考案・指導。

自分の出番がなくても現場に張り付くという徹底ぶりで今作アクションのクオリティを高次元に引き上げた。

加えてレギュラー俳優陣による奇抜かつリアリティあるキャラクター造形。

そしてファブルはなんといっても敵が命。

今回の敵・堤真一氏の怪演かつ狂演。

平手友梨奈氏の魂を揺さぶる熱演。

安藤政信氏の妙に人間臭い匠演。

これらが渾然一体となり、奇妙だが分厚い人間ドラマが生まれた。

また、コロナによる⻑期中断という出口の見えない危機的状況を躱して撮り切れたのは、何よりもキャスト・スタッフの今作へのこだわりと情熱と愛情の賜物にほかならない。

クランクアップした今、僕は前作を遥かに超える手応えに身震いしている。

南勝久(原作者):
今回、映画の続編のお話をいただき、脚本段階から打ち合わせに参加させていただきました。

原作ファン・映画ファンの両面からも前作以上にすごい作品になると確信しています。

キャストでは宇津帆役を堤真一さんに受けていただき、興奮と感謝の気持ちでいっぱいです。

またヒナコ役の平手友梨奈さんも僕の第一希望でありました。

そのほかのキャスティングも最初から最後まで、しっかりと摺り合わせをしていただき、心から感謝しております。

またコロナ騒動の中、撮影が中断するなど大変だったはずですが、江口カン監督、岡田准一さんをはじめとするキャストのみなさま、関係者のみなさま、本当にお疲れ様でございました。

完成をいちファン目線で本当に楽しみに待ち望んでおります。

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