Peel the Apple[インタビュー前編]夢と挫折が交錯したあの日までの真実「仲間っていう意識が強くなっていました」 Peel the Apple結成インタビュー前編
鈴木 健也
Pop'n'Roll Editor in Chief(編集長)
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2019年12月から開催されていた26時のマスカレイドの新メンバーオーディションのファイナリストの中から、新メンバーに選ばれなかった8名によって結成されたPeel the Apple。彼女たちのオーディションの模様は、26時のマスカレイドの冠バラエティ番組『26時ちょい前のマスカレイド』にてドキュメンタリーとして放送されていた。今回、その舞台裏や彼女たちの想いに深く迫るため、8名にロングインタビューを敢行。その前編となる本日は、ファイナリストたちが2チームに分かれてパフォーマンス力を磨いた合宿と、6月21日に開催された新メンバー発表ライブを中心に話を訊いた。
Peel the Apple
撮影:曽我美芽
編集協力:竹内伸一
合宿がみんなで初めて踊った記念日です(堤もね)
合宿までの準備期間が短かったから、けっこうハードでした(佐野心音)
――初登場ということで、まずはお1人ずつ自己紹介をお願いします。
春海:
高校2年生、16歳の“PtAナンバー1天然記念物”担当の春海りおです。
黒嵜:
“PtAナンバー1ムードメーカー”の高校2年生、黒嵜菜々子です。
松村:
“PtAナンバー1女子力”の22歳、大学4年生、松村美月です。
堤:
堤もねです。“PtAナンバー1エネルギッシュ”です! 身長は1番高くて165cmあります!
佐野:
“PtAナンバー1歌唱力”18歳、“ねち”こと佐野心音です。
山崎:
“PtAナンバー1好奇心の塊”の山崎玲奈です。
田島:
“PtAナンバー1バラエティセンス”の田島櫻子です。
浅原:
“PtAナンバー1正統派”です、浅原凜です。
――それぞれに“PtAナンバー○○”というキャッチフレーズがあるんですね。どういう風に決めたんですか?
マネージャー:
あ、それはスタッフの主観です(苦笑)。
一同:
ははは……(笑)。
――自分のキャッチフレーズを聞いて、どう思いました?
黒嵜:
よく考えてみれば、違和感はなくない?
一同:
(口々に)ああ、合ってる、合ってる。
佐野:
自分で言うのはちょっとね……(笑)。
――ちょっと照れくさいですよね(笑)。まずはオーディションの時のことをお聞きしたいんですけど、合宿があったじゃないですか。当時の思い出やエピソードを教えてください。
黒嵜:
あの時はまだ、みんなのことをよく知らなくて、3泊4日……。
一同:
(口々に)違う、違う(笑)。
山崎:
2泊3日!
――え、3泊4日? 2泊3日?
春海:
1泊2日です(笑)。
黒嵜:
えっと(笑)、その1泊2日を通して、みんなのことを知れたのかなと思います。
堤:
それまでは振り付けの動画と音源をもらっただけだったので、実際、合わせて踊るのも合宿が初めてでした。私的には、すごく楽しかったです。あの日が、みんなで初めて踊った記念日です!
――Aチーム(春海りお、堤もね、黒嵜菜々子、中村果蓮、松村美月)とBチーム(田島櫻子、山本優菜、佐野心音、浅原凜、山崎玲奈)に分かれていましたが、あの日にチーム分けが発表されたんですか?
山崎:
それは前もって。
浅原:
誰がどこを担当するかも知らされてて、動画を観ながら、自分はこの担当なんだって確認してました。
黒嵜:
でも、みんなで練習したのは、合宿が初めてでした。
――4曲やったんですよね。最初に4曲渡された時はどういう印象でしたか?
堤:
合宿まで期間が短かったので、これを合宿までに覚えていかなくちゃいけないのかと思うと、アイドルってすごいんだなって思いました(笑)。
佐野:
合宿までの準備期間が本当に短かったから、けっこうハードだったよね。
――どのくらいの期間だったんですか?
山崎:
1週間です。
佐野:
「GoWay」に関しては、たぶん合宿の3日くらいだったよね。
松村:
あとから追加で渡されたんです。もともとは5曲だったんですよ。
――ほかの曲もあったんですか?
一同:
「ハートサングラス」です。
――1週間で5曲覚えなくてはならないのは、いきなり高いハードルでしたね。
堤:
本当に大変でした(笑)。