<2018寒中つり大会>2018年12月12日(水)TSUTAYA O-WEST

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【ライブレポート】つりビット「最後の航海に出ます。いい航海にしましょう」O-WESTで6周年記念日

2019年3月末でのグループ解散を発表したつりビットが、発表後初となるワンマンライブ<2018寒中つり大会>を12月12日(水)に東京・TSUTAYA O-WESTにて開催した。

つりビットにとって、この公演が行なわれた12月12日はグループ結成6周年にあたる日だった。結成メンバーは現在と全く同じ、聞間彩、安藤咲桜、竹内夏紀、長谷川瑞、小西杏優の5人。記念日にO-WESTのステージに立った5人を代表してリーダーの長谷川瑞がライブ開始前にマイクをとり、言葉をつまらせながらも呼びかける姿を満員のファンが見守る。

「突然の発表でみなさんを悲しませてしまったり、驚かせてしまって本当にすみません。私達つりビットは3月末をもって解散することになりました。……残された時間はわずかですが、今まで応援してくださった皆さんへの恩返しをできるように頑張っていきたいと思います。最後まで全力で、精一杯駆け抜けていきたいと思います。よろしくお願いします」

5人が「よろしくお願いします」と深くお辞儀をする姿にフロアからは温かい拍手が届けられる次いでセンターの聞間彩が「私達のはじめの曲から聴いてください」と語りかけ、ライブは「スタートダッシュ!」からスタートした。

“いつか世界を釣り上げます”というキャッチコピーを掲げ、今年に入ってからはアイドルフェス出演のほかにO-WESTでのワンマンの数々が印象に残るつりビット。王道ポップスが多い中でひときわ戦う姿勢を感じさせる「My Victory」披露のあと、自己紹介のMCではメンバーそれぞれがデビュー当時を振り返った。最年少の小西杏優が小学5年生だったという話に「瑞ちゃんは中3だったんですけど…」「めっちゃ年上やん!」とメンバーもフロアも笑いが溢れる。

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続くブロックでは、そんなメンバーが成長とともに歌えるようになった大人っぽいナンバー「TOKYO WONDER GIRL」へ。水分補給を挟んで中盤ブロックでは夏曲を一気に披露してしまおう!という流れになり、「裸足のマーメイド」「レモン海岸」「Chuしたい」と畳み掛けるようなポップなパフォーマンスで熱量をあげた。そして後半では12月らしく、一足早い「キメキメクリスマス」でクリスマスをお祝い。終盤は彼女たちにとっても大切な曲だという、1stシングル曲「真夏の天体観測」がコールの応酬と共にステージを飾った。

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