【インタビュー】みんなのこどもちゃん「これからも誰にも媚びない」｜心の壁を背負う2人の足跡と信念みんなのこどもちゃん、ほのか＆しなもんインタビュー

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ただ気持ちが伝わればいいなって思います

――Twitterの反応は気になります？

ほのか：
気になります。

しなもん：
めっちゃ見ちゃう。悪いことが書いてあった時は、気にしちゃうけど、気にしないようにします。

ほのか：
だって、どうせ来ないしって思っちゃう。なんかわかる人にだけわかってもらえばいいかなって。無理にわかってもらおうとも思わないし。そういうのにあんまり反応もしないので。

――自分たちのよさはどう考えていますか？

ほのか：
媚びないところ。誰にも媚びない。

――誰にも媚びず、自分たちのペースで一生懸命活動しているんでしょうね。

ほのか：
一生懸命に見えないらしいけど、頑張ってはいる（笑）。わりとイベントのトークの時に“目標とかないの？”って聞かれて、“ない”って答えるとやる気がないと思われがちだけど、そういうことではないんです。ここでライブがしたいとかではなくて……伝わればいいやって感じ。今は音楽が好きな人が来てくれている感じだけど、例えば、私と同じような引きこもりとかがいいって思ってくれれば伝わっているなって感じるから、そういう人がもっと増えてくれればなって思う。でも、そういう人って絶対にライブに来ないから。

しなもん：
確かに（笑）。

ほのか：
だから、どうしようかな？って感じなんですよね。あとは海外には行ってみたい。海外でツアーできるくらい有名になれたらいいなって思う。

――海外はどのあたりに行きたい？

ほのか：
ヨーロッパ。こどもちゃんでは、前に台湾に行きました。行く前はあんまりロックが好きなイメージがなかったので、本当に誰も来てくれないかなって思っていて。アジアって、AKBさんとかそっち系が好きなのかなって思っていたけど、ライブはほかのグループさんのファンの方とかも多くて、オフ会も思ったよりたくさん来てくれました。反応もけっこうよくて、物販でもみんな日本語が上手でびっくりしましたね。たくさん話せて楽しかった。

――今後は、どういう活動をしていきたいですか？

ほのか：
海外だけじゃなくて、日本も含めて、ただ気持ちが伝わればいいなって思います。違う環境の人もわかるっちゃわかると思うんですよ。経験したことがなくても、こういうことを思う人がいるんだっていうのを知ってもらえればいいなって。でも、アルバムの曲とか、そんなに感情だけで書いていない曲とかもあるので、どんな形でも伝われば、私はそれでいい。

しなもん：
いろんな人に広まっていきたい。なんか、曲もそうだけど……（長い沈黙）。うふふ（笑）。

ほのか：
フリーズした（笑）。何を言おうとしたの？

しなもん：
わかんない（笑）。なんだろう？

――いろんな人に伝えていきたいけど、自分たちのスタイルは変えないですよね。

ほのか：
うん、変えたくない。受けがいい方に変えてまで来てほしいとは思わないから。来てくれたらありがとうって言うけど、無理に自分を作ってしゃべってはいないよね。めっちゃ素です。だから、ほかのアイドルさんとか見てて、すごいなって思っちゃう。

しなもん：
うん、それはすごく思う。ウマい。

ほのか：
ウマいからすごい。だから、今来てくれている人たちは素の私たちを見に来てくれているから、それもそれで嬉しい。これからも媚は売らずに行きます。歌詞はほかの人よりも思っていることを書いているし、普段、物販とか特典会とかも“もう疲れたー”とか言いながらしちゃっているし。それは、いいのか悪いのか置いておいて。だから、そこんところは、自分たちらしくできているかなって思います。もともと何に対しても意欲的ではないから（笑）。これからも変わらずで。

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