【インタビュー】みんなのこどもちゃん「これからも誰にも媚びない」｜心の壁を背負う2人の足跡と信念みんなのこどもちゃん、ほのか＆しなもんインタビュー

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ほのかの歌詞は、普通じゃなくてすごい

――今はふたりとも作詞をしていますが、最初からスムーズにできました？

ほのか：
ふたりでやる前に、運営さんがメンバー全員に作詞してみてって言って、そこで私が書いた歌詞が1曲目の「起きたら死んでたい」で使われたんです。歌詞を書き始めた時は、書こうと思わなくても書けたけど、最近は逆に考えすぎて難しい。「起きたら死んでたい」の時とかに比べて、こういう感じにしてって指示されるし。最初のころは、構成とか全部自分で考えていたけど、最近は構成も指定されることがあるので、その流れを歌詞に表すのがめっちゃ難しい。曲が先なので、メロディに歌詞を当てはめるのも難しいです。

――言葉がウマくはまらない時にはどうするんですか？

ほのか：
書き換えます。書き換えすぎてぐちゃぐちゃになったら、また書きます。なんか4つぐらいめっちゃ長い文章を書いて、そこから言葉を抜き出すとかするけど、基本の言葉は日記から。

――しなもんさんは、歌詞をどのように書いているんですか？

しなもん：
私は最初にアルバムにソロ曲を入れるって話があって、それで自分の曲だけ作詞をしてって言われたんです。普段、作詞はしないから、なんかすごい大変で。ほのかがすごいから……。

――どのあたりがすごい？

しなもん：
なんか普通じゃない。

ほのか：
普通じゃない（笑）。変ってことだ。

しなもん：
いい意味でね。だから、こどもちゃんの歌詞は、ほのかに任せてます。

ほのか：
任せられている（笑）。でも、病んでいる時しか書けないんですよ。最近別に病んでいないので、全然書けなくて困っています。悲しいこと起きないかなって。

全員：
アハハ（笑）。

運営：
病んでいることにしておいて。

ほのか：
え？　病んでいます（笑）。でも、病んでいない時に書いた歌詞の方が褒められるかもしれない。アルバムを作っている時もいうほど病んでいなかったけど、アルバムの方が歌詞がいいねとか言われるんです。最新シングルの「cancer」（タワーレコード限定／生産限定盤　2018年10月24日発売）でも、リリイベで初めての人とかに歌詞が一番いいねとか言われました。Twitterにも、意志を持って歌詞を書いているとか書かれたりとかするので。だから、病んでなくてもいいのかなとか思い始めるようになりました。