【インタビュー】みんなのこどもちゃん「これからも誰にも媚びない」｜心の壁を背負う2人の足跡と信念みんなのこどもちゃん、ほのか＆しなもんインタビュー

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アイドルのキラキラした感じも好きだけど、うちらの心の状態じゃできなかった

――今の体制になったのは？

ほのか：
ピークの時はメンバーが7人ぐらいいたけど、全員やめて。そのタイミングで、運営さんの知り合いのスタイリストさんとか、今、曲を作ってくれているjinくん（BACK DROP BOMB）に会うようになって、こうしようああしようって話をするようになったんです。壁を背負うアイディアは、そのスタイリストさんからで、もともと心の壁を持っているふたりだから、心の壁に見立てて壁を背負えばいいんじゃないってことになりました。初めはうちらも“どういうこと？”って思ってましたけど（笑）。

――作詞は、その時から？

ほのか：
私が日記を書いていたから、作詞もしてみたら？って話になって。そこでオリジナル曲ができたけど、オリジナル1曲の時代が長かったよね？

しなもん：
そうそう。

ほのか：
オリジナル1曲とカバー曲2曲をずっと続けていて。オリジナル曲だけでライブができるようになったのは、本当に最近って感じ。この1年半ぐらいです。

――ふたりは、もともとBACK DROP BOMBってバンドは知らなかったわけですよね？

ほのか：
知らなかったです。

――最初に曲を聴いた時に、こんなにハードなの？とは思わなかった？

ほのか：
私、もともとマキシマム ザ ホルモンさんとか、そっち側のライブに行っていたので。アイドルはアイドルで憧れはあったけど、好きな音楽っていうとそっち側だったので、私は全然平気でした。

――しなもんさんは？

しなもん：
私、全然覚えていないんですよ、その時の心境（笑）。けど、私はもともとアイドルとか聴かない人だったから、何の抵抗もなかったです。

ほのか：
そう。アイドルのキラキラした感じも好きだけど、自分がなりたい感じではないし、できない。うちらの心の状態じゃできなかったっていう（笑）。

――それは今も？

ほのか：
その時よりは全然ましだけど、1曲目が出来た時は相当やばかったです。