眉村ちあき、2時間半に渡る大阪初ワンマン「たぶん、地声で声が届くワンマンは今日が最後だから」

アンコール、紺色のロングドレスで登場した眉村は映画『夢の音』の主題歌でもある「音楽と結婚ちよ」から、ニッポン放送『金曜ブラボー』に贈られた曲「ブラボー」、さらに「面会」を続けてドロップ。「面会」の途中、オケを止めた眉村は“たぶん、地声で声が届くワンマンは今日が最後だから”と、ギターのプラグも抜き、生声＆アコースティックで最後まで曲を歌いきる。

鳴り止まない拍手と歓声の中、ライブは最終盤へ。声を枯らしながらの「本気のラブソング」と「大丈夫」。最後は再びバンドメンバーが登場し、今日会場へ足を運んでくれたファンへの感謝を伝える即興曲を挟んでの「ピッコロ虫」でライブは幕を閉じた。

2時間半にわたるライブの模様を可能な限りレポしてきたわけだが、おそらくテキストだけを見た人は何がなんだか、わからないところが大半だろう。これは決して文章力の問題ではなく、眉村ちあきのフルエンターテイメントライブの特性の問題である。もしよくわからないけど、何かすごそうとか、ものすごく楽しそうとか思った人は、ぜひ現場に行ってこの筆舌に尽くしがたいライブを生で体験してもらいたい。

2019年1月9日、眉村ちあきはトイズファクトリー所属後初のアルバムをインディーズでリリ ース。1月13日には渋谷クアトロ、19日には梅田クアトロでのライブ。そして、来年6月4日には、新木場コーストでのワンマン開催も決定している。2020年、さいたまスーパーアリーナでのワンマン開催を目標に掲げる、眉村ちあきの快進撃はまだまだ続く。

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撮影：I.ITO