蒼井そら<オンライントークショー>SHIBUYA TSUTAYA(2020年6月27日)

蒼井そら<オンライントークショー>SHIBUYA TSUTAYA(2020年6月27日)

蒼井そら[イベントレポート]小説発売記念オンライントークショーを開催!「こんなに弱い自分を出しちゃっていいのかなって」

蒼井そらが、6月19日に自身の半生をモデルにした小説『夜が明けたら 蒼井そら』を発売した。これを記念して、6月27日(土)に蒼井、作家の藤原亜姫、芸人のキクチウソツカナイ。、担当編集とともにオンラインでのトークショーを開催。本記事ではその模様をお届けする。

蒼井そら<オンライントークショー>(2020年6月27日)

今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、SHIBUYA TSUTAYA 8Fのイベントスペースから、YouTubeでの無観客配信トークショー&オンラインサイン会というスタイルで開催。さらに、作家の藤原はパンダのぬいぐるみとして参加した。

本書の企画のきっかけについて、担当編集は“将来に対する不安を抱えた女性に向けて、蒼井さんの持つ強さを小説にできたら、読んだ人に「もっとがんばってみようかな」と思っていただけるんじゃないかと思って企画しました”と小説誕生秘話を語る。著者の藤原は“魅力的なキャラクターだったので、真実の部分を書きたいと思いました。蒼井さんも、お会いするごとに少しずつ本音が出てきて、私もしつこいくらい聞き取って、毎回魂のバトルでした(笑)。会うたびに好きになりました”と、蒼井の魅力にすっかりハマっている様子。

ところが蒼井自身は、企画を聞かされた当初、“私の人生を小説にして、面白いのかな?”と思っていたそう。しかし、“こんな風に受け取ってくれる方がもしかしたらもっといるのかな、と思わせてくれました”と、2人への厚い信頼を感じさせた。

<オンライントークショー>SHIBUYA TSUTAYA(2020年6月27日)
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<オンライントークショー>SHIBUYA TSUTAYA(2020年6月27日)

自叙伝ではなく、あくまで蒼井をモデルにした小説である本書。制作の背景に話が及ぶと、“ほかの人のキャラクター設定とかは違うんですけど、基本的にはあたしのエピソードはだいたい事実。あたしの人生が書いてあります”と蒼井。ただ、いくら小説とはいえ最初のお母さんのキャラクターだけは事実と違いすぎていたため、それについては何度も修正を重ね現在のキャラクターになったという。

編集担当が、“前提にアダルトのイメージとして、悪い人がたくさんいる中で夢を諦めずに前向きにがんばる蒼井さんってすごい!という思い込みがあって、その方向で藤原さんには書いていただいてたんですけど……”、と述べると、藤原は“当初予定していた毒親設定のほうが、物語的には面白いかなと思ったんですけどね”と返答。編集は“聞けば聞くほど、お母さん、いい人なんですよね(笑)。それに、蒼井さんの周りに悪い人がいないんですよ”と語り、蒼井自身の闇にフォーカスする方向になった経緯を明かした。

また、“文字になることで、私ってこういうこと思ってたし、これって闇の部分だったんだなって、あらためて自分を客観的に見られるようになりましたね”と蒼井。

“自分の弱い部分を書いてもらうのって、読んでいても恥ずかしいし、そういう部分は他人に見せちゃいけないと思って生きてきたから、それが活字になるっていうのは不安でした。こんなに弱い自分を出しちゃっていいのかなって”という蒼井に対し、“簡単に弱みを見せない女性だからこそ、すべてをさらけ出した時の美しさは半端ないなと思いました”と藤原は語る。実際、発売後に寄せられた感想も“感動しました”や“泣きながら読みました”というコメントが多かった、と蒼井は話した。

なお、エピソードがありすぎて書籍には入らなかった部分も多く、そこに関してはノーカット版として電子書籍に収録。“蒼井さんの初体験のお話や、男性が喜びそうなエピソードなど、電子版は書籍の1.5倍くらいの分量になってます”と担当編集は明かしている。

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さらにトークでは、カバーをはじめ、中面にもふんだんに掲載されている写真についてのエピソードも。編集担当が“カバー写真の、蒼井さんの顔の前でボケて見えるのは、実は桜なんですよ。スタッフ全員が木の枝になりきって撮りました(笑)”と話すと、蒼井“けっこうシュールな絵でしたよね(笑)”と笑う。

またカバー裏はウェディングドレスを着た蒼井が崖を登るという無茶振りショットになっており、撮影のラストでは海にも入っているという。これについて蒼井は“水面に日が落ちる光が映えて、この写真撮ってもらいたい!って思って、言われなくても自分から入りそうだった”、編集担当は“海の写真もどうしても使いたくて、こちらは電子版の表紙になってます”と語る。

そして中面の家族写真については“双子の片方はストレートなんだけど、もう片方はくせ毛なので、ヘアメイクさんが素敵にアレンジしてくれたんですよ!”と、蒼井が撮影秘話を明かした。

タイトルの『夜が明けたら 蒼井そら』については、実は編集担当の旦那さんの発案だそうで、“私もいろいろ候補を考えていたんですけど、蒼井そらさんの名前と掛けたほうがいいんじゃない?と言われて。実際、このタイトルにはいろんな意味がかかっているなと思って決めました”とのこと。蒼井は“私の名前ともかかってるし、(人生の)闇を抜けた後っていう、意味的にも合ってるよね”と返した。

1時間にも及んだオンライントークショーは大盛況のうちに終了し、後半はオンラインサイン会へ。ファンの名前を読み上げ、1人ひとりに“ありがとう!”と呼びかけながらサインを入れていき、時には名前の書き方をYouTubeのコメント欄で確認しながら臨機応変に変えていたという。最後には“この本を読んで、何かに悩んでいる人、前に進めないと思っている人の背中を押してあげられたら”と語った。

なお当日の様子はアーカイブで視聴することができる。

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