©2020「#ハンド全力」製作委員会

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HKT48 田中美久 出演映画『#ハンド全力』、予告編映像公開!

HKT48の田中美久が出演する映画『#ハンド全力』の予告編が公開された。

同映画は7月24日(金)より熊本先行、7月31日(金)よりシネ・リーブル池袋、イオンシネマほかで全国公開される松居大悟監督の最新作で、加藤清史郎が主演を務める。

加藤清史郎が演じるのは、頑張るのは苦手だけど、“頑張ってるフリ” なら誰にも負けない清田マサオ。またマサオの幼馴染・岡本には醍醐虎汰朗、男子ハンドボール部の熱血部長・島田には佐藤緋美、SNSに依存するダンサー志望・蔵久には坂東龍汰、弱小ハンド部を戦略面で支える七尾次郎に鈴木福、再起をはかるハンド部に復帰する片山と、クラスのムードメーカー的存在である林田には磯邊蓮登と岩本晟夢、県外でハンドボールを続けるマサオの親友・タイチには甲斐翔真が決定した。

そのほか、蒔田彩珠、芋生悠、映画初出演となるHKT48メンバーの田中美久らが華を添え、ハンドボール界の宮﨑大輔も登場。ほか篠原篤、仲野太賀、志田未来、安達祐実、ふせえり、田口トモロヲが脇を固める。

今回公開された予告篇映像は、熊本地震にあいハンドボールをやめ無気力だった主人公マサオ(加藤清史郎)が何気なくSNSに投稿したかつてのジャンプシュートの画像が思いがけない反響をうけ、生活が一変したシーンからスタート。“#ハンド全力”というハッシュタグを使い、試合に向けて練習に励むフリをして、幼馴染の岡本(醍醐虎汰朗)、島田部長(佐藤緋美)、蔵久(坂東龍汰)、次郎(鈴木福)ら弱小男子ハンド部メンバーとインスタグラムやTikTokを駆使してバズる写真撮影とコメント作りに全力投球、復興の盛り上げ役として注目される姿が描かれる。

女子ハンド部員の黒澤(蒔田彩珠)から“ちゃんと練習したの?”と問い詰められ、“俺たち別にそういうのじゃないから”と応えるマサオや、夜の体育館で一人泣くハンド部エース七尾(芋生悠)など、思春期ならではの感情の揺れが、タカハシマイの歌う劇中歌「虹」によってより心地よく胸に響く。しかし、“#ハンド全力”は炎上し、コメント欄は誹謗中傷であふれかえってしまう。

積み上げてきた日々が一瞬にして消えてしまう中、“どうにもならんことってあるよな”、“でもどうにかしようよ”という親友タイチ(甲斐翔真)や岡本に背中を押され、“どうにかできることをやりたい!”とハンドボールをふたたび掴む姿は、マサオの心の成長を表したものに。若者たちのはちきれんばかりの躍動とエネルギー、今だからこそより深く届く前向きなメッセージが詰まった映像となっている。

なお、本作は本日6月26日よりオンライン開催している<第22回ウディネ・ファーイースト映画祭>のコンペティション部門に出品中だ。

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