
豆柴の大群、GO TO THE BEDS、PARADISES、WAgg……さらなる進化を遂げる「WACKの素晴らしき世界」|「偶像音楽 斯斯然然」第33回
豆柴の大群、GO TO THE BEDS、PARADISES、WAgg……さらなる進化を遂げる「WACKの素晴らしき世界」|「偶像音楽 斯斯然然」第33回
2020.06.20
これは、ロック畑で育ってきた人間がロック視点でアイドルの音楽を好き勝手に語る、ロック好きによるロック好きのためのアイドル深読みコラム連載である(隔週土曜日更新)。
いちグループとしてのキャラクター性を提示したWAgg
そして、ハナエモンスターを送り出したWAgg。2018年にWACKのアイドル育成プロジェクトとしてスタートして以来、先輩グループの楽曲をカバーしながらライブ活動を重ねてきたわけだが、ここに来て、初オリジナル楽曲「WAggの素晴らしき世界」をドロップ。
WAgg「WAggの素晴らしき世界」
これがまた、まさかのアゲアゲ電波ソングである。アイドルシーンでは広く浸透しながらも、この手の楽曲をWACKがこれまでやってこなかったのは、(わしゃわしゃしたアイドル性という意味で)ハマるようなグループがいなかったんだなと思うほどに、WAggにはばっちりハマっている。それは、WAggが育成中の人材集団というよりも、WACKの中でのいちグループとしてのキャラクター性ができつつあることのようにも思える。
入り乱れるカオスっぷりをバンドサウンドできっちりまとめているのが“らしい”ところで。ただイントロの突飛なギターリフだったり、人力度外視なアンサンブルの組み立て方、一筋縄でいかないアレンジがしっちゃかめっちゃかな狂騒を色濃く打ち出しているのが、WAggのわんぱく具合いを増長させる。どこか泣きメロ風情のサビも、オジさんグッと来て困っちゃうナぁ~(;´゚∀ ゚`)
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