©2019「静かな雨」製作委員会 / 宮下奈都・文藝春秋

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衛藤美彩、仲野太賀W主演映画 『静かな雨』、<台北映画祭>Asian Prism部門にて上映決定!「現実世界のどこかに行助やこよみの存在を感じてくだされば」

衛藤美彩(元乃木坂46)と、仲野太賀とのダブル主演映画『静かな雨』が、<台北映画祭>Asian Prism部門にて上映されることが決定した。

同作は、<2019年釜山国際映画祭>正式出品に続き、<第20回東京フィルメックス>ではコンペティション部門に正式出品され、最も観客の支持を集めた“観客賞”を受賞。そして今年2月に全国公開し、国内外にて高い評価を受けている。

原作は、2018年映画化もされた2016年本屋大賞受賞のベストセラー小説『羊と鋼の森』の著者・宮下奈都のデビュー作で、2004年文學界新人賞佳作に選ばれた『静かな雨』(文春文庫刊)。また、音楽は、国内外で活躍する音楽家で、『おおかみこどもの雨と雪』(12)、『未来のミライ』(18)等の映画音楽を手掛ける高木正勝。映像全編をノンストップで流して即興で音楽を作る、という手法で本作に臨んでおり、透明感ある豊かな音楽が、繊細かつドラマチックに作品の世界観を支えている。

監督を務めたのは、<2017年モスクワ国際映画祭>で国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評連盟特別表彰をダブル受賞した『四月の永い夢』(18)、そして『わたしは光をにぎっている』(19)と活躍する若き俊英・中川龍太郎。詩人、エッセイストでもあり、独自の世界観を持つオリジナル作品を作り続けてきた彼が、初めて原作の存在する作品に挑み、新たなアプローチで新境地を拓いた。

コメント

仲野太賀:
東京に住む2人の若者の細やか息吹を感じれる映画になっています。今作が台北でどのように受け入れてもらえるのか、とても楽しみです。

衛藤美彩:
台北映画祭に出品されることが本当に嬉しいです。観終わった後に、現実世界のどこかに行助やこよみの存在を感じてくだされば嬉しいです。

中川龍太郎監督:
台北映画祭という素晴らしい映画祭で『静かな雨』というささやかなラブストーリーが届けられることがとても嬉しいです。1人でも多くの心に届きますように。

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