【連載】≠ME 菅波美玲のアニメをレコメンドッ！！第17回 雨のシーンが印象的な作品

こんなにも主人公が感情をあらわに出す作品を今まで観たことがない

まず、オープニング曲のLiSAさんの「紅蓮華」が神なんです。歌とアニメのマッチング具合いがすごすぎるんです。本当に。ぜひ、音楽も合わせてこの作品を楽しんでいただきたいです！

ここで簡単にあらすじを紹介したいと思います♪

『鬼滅の刃』の舞台は、大正時代の日本。自分の家族を殺した“鬼”と呼ばれる敵や、鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦いを続ける主人公の姿が描かれています。

なんと鬼は人間を食べてしまうのです……！　人間を食べた分だけ強くなっていくのです。

現実の世界じゃなくてよかったぁぁと思ってしまいます。


主人公の名前は、竈門炭治郎（かまど たんじろう）。炭治郎は家族想いの優しい心の持ち主なんです。鬼を倒すために、鬼を倒す集団“鬼殺隊”に入隊するのですが、入るまでの道のりがとっても過酷だなって感じましたね……。

鬼になってしまった妹の禰󠄀豆子（ねずこ）は、とっても可愛いんです。そして強く、鬼になってしまったのに人間を食べないのです。

可愛くて強いなんて憧れちゃいます。私もそんな女の子になりたい……！


『鬼滅の刃』を初めて観た時、私はとても衝撃を受けました。


さぁて、問題です。

私はどこに衝撃を受けたでしょうか！




それは……


“主人公、すごく弱音吐くやん！”と思ってしまったのです。

痛かったら“痛い”と言い、“挫けそう、負けそう、頑張れ俺”などと自分に向かって言うところもあって、こんなにも主人公が感情をあらわに出す作品を今まで観たことがなくて本当に衝撃でした！

そんなに感情を表に言うの!?と思いますよね。

それが言うんです。

私が忘れられない言葉は、

“俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった”

という言葉です。

その言葉を言う前に

“俺は……その怪我が痛くて痛くて堪らないんだよ！！　俺はもうほんとにずっと我慢してた！！　善逸を女の子から引き剥がした時も声を張った時もすごい痛いのを我慢してた！！”

と言うんです。


あぁすごく痛かったんだなと、こちらまで伝わってきたのを覚えています。

その言葉がどこのシーンなのかぜひ探してみてください♪

みなさんも、『鬼滅の刃』の中からお気に入りのセリフを見つけちゃいましょう！


そして、『鬼滅の刃』では、なんとカラスがしゃべるんです。このカラスは鬼殺隊員のパートナーであり、鬼殺隊本部からの情報を隊員にいち早く伝える伝令係です！

でも、私の推しの我妻善逸（あがつま ぜんいつ）は、カラスではなく雀がパートナーなんです！

可愛い……。

雀と善逸の会話もすごく可愛くて癒されるので、ぜひ観てほしいです！！