蒼井そら［レポート］オンライン囲み取材開催！「昔の私のように悩んでいる人の背中を押すことができたら嬉しい」

元AV女優・蒼井そらの半生をもとに書かれた小説『夜が明けたら　蒼井そら』が電子版の予約をスタート。これを記念し、Zoomによる蒼井そらオンライン囲み取材会が開催された。

今回、 新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンラインで実施された囲み取材に、蒼井は“すごい緊張する！相手の反応が見えないから、 本当に見てくれてるのかな？って（笑）”と手探りの状態でスタート。

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本書の企画を最初に知らされた時は“自分の人生はドラマティックでも何でもないし、こんな私でも大丈夫なのか”と不安に思うところもあったが、担当編集の熱い気持ちに動かされたとのこと。

“女性に向けてメッセージを伝えるために仕事をしてきた部分もあったので、 その面でも何かのきっかけにできたら”と思い、出版するに至ったと説明した。

本が完成した今では“何もない人生だと思っていたけど、 ちゃんと人なりに悩んできたし激動の人生を送ってきたんだ”と気づいたという。

タイトルの『夜が明けたら　蒼井そら』については“制作当初からこのタイトルを聞いていて、 すごく素敵だと思いました。 「（悩みを抱えた暗い）夜が明けたら（青い空のような）未来が広がっているよ」というタイトルなんだなって”と語る。

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2019年5月に双子を出産したママでもある蒼井。 主人公のモデルという立場で小説の原稿チェックや巻頭の撮り下ろしなど制作にも関わり、 “子どもたちが寝た後の20時、 21時くらいから打ち合わせして24時くらいまで話しながら原稿チェックをしたのが大変でした”とその過程を振り返った。

撮影においては“産後太りからやせなきゃ！って”とダイエットもしたそう。 お気に入りの写真は家族4人で撮ったもの。“家族写真って撮ったことがなかったので、 それがすごく気に入っています”と笑顔とともに語った。

本書の内容がどの程度実際の蒼井そらに近いのか、 という質問には“人物像に脚色がされていたり、 物ごとの背景描写は異なりますが、 蒼井そら自身についてはほぼ事実に近いかなと思います”と蒼井。

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最後に、彼女が本書に込めた思いを語ってオンライン囲み取材は幕を閉じた。

蒼井そら：
ファンの方はもちろんですが、女性の方に読んでもらいたいというのはすごく思っています。（小説は）フィクションとはいえ、基本的には私の人生を描いています。人に読んでもらえる人生を歩んでいるとは思っていなかったけど、作品になってあらためて振り返ると、（当時は）ふさぎこんで前に進めなくなったり、辞めたいとか外に出たくないとか思った自分がいました。でも、それを乗り越えた今はとても幸せだから、今そうやって悩んでいる人たちに読んでもらいたいし、背中を押すことができたら良いなと思っています。

【会見概要】
『夜が明けたら　蒼井そら』電子版予約開始記念オンライン囲み取材
日時：2020年6月10日（水）
場所：主婦の友社