【連載：わたしのアニソン物語】マジカル・パンチライン 清水ひまわり「アニソンの魅力はやっぱり世界観！」わたしのアニソン物語 第2話

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STAR☆ANIS「硝子ドール」
MV撮影でも参考にするほどリスペクト

――2曲目には『アイカツ！』の「硝子ドール」を挙げていただきました。

清水：
小学生の頃に『アイカツ！』にドハマリしました。その頃はヲタクではなかったんですけど、『アイカツ！』自体がブームだったので、カードゲームもやっていましたし、アニメも毎週観ていましたね。その中で、好きなキャラクターが「硝子ドール」を歌う藤堂ユリカちゃんだったんです。その当時の私は、フリフリのお洋服に憧れがあって、特にゴスロリが好きだったんですけど、ユリカちゃんの衣装がゴスロリだったのもあり、ハマってしまいました。

――小学生時代の思い出の曲なんですね。

清水：
そうなんです。「硝子ドール」の映像を観ながら、友達と一緒に振りコピもしていましたし、学校では一輪車クラブに入っていたので、「硝子ドール」を流しながら、ひたすらクルクル回るという遊びをしていました。

――それはどういう遊びなんでしょう……？

清水：
曲のスピードに合わせて、回るスピードを変えたりする遊びです（笑）。なんでそんなことをしていたのか不思議ですけど、すごく楽しかったんです！　懐かしいなぁ～。

――『アイカツ！』の曲の中でも、「硝子ドール」はロック調な楽曲ですよね。特に好きなところは？

清水：
この曲を歌う時に、ユリカちゃんは1人でスタンドマイクを持って踊るんです。その振りがめっちゃカッコよくて！　“可愛いのにカッコいい！”って衝撃を受けました。今でもよく聴いていますし、この曲は自分で歌うというよりも、MVを観て、ユリカちゃんを愛でる曲だなと思っています。

――可愛いだけではなくカッコよさもあるところに惹かれたということですが、マジパンの活動で活かされているなと感じることはありますか？

清水：
マジパンも、可愛いに全振りの曲や、魔法感を大切にしている曲など、さまざまなジャンルの曲があるんですが、「万理一空 Rising Fire!」や、2ndシングルの「DEUS EX MACHINA」に収録されている4曲は、ロック調の楽曲になっているんです。この曲たちのMV撮影の時や、ステージで歌う時は、“私は藤堂ユリカだ”って気持ちでやっていますね。

――参考にするほど、キャラクターから影響を受けているんですね。

清水：
ユリカちゃんだけではなく、『アイカツ！』全体から影響を受けていると思います。私は『アイカツ！』を観て、アイドルになりたいって思ったわけではないですが、アイドルと聞いて1番に思い浮かぶのは『アイカツ！』です。だからめちゃくちゃリスペクトしています！